2018秋冬のバングラデシュの挑戦は、「シャイニー」なレザーをつくりあげること。イメージする光沢感を表現し、上品でやさしい輝きをもったレザーに仕上げるために、何度も何度もレザー工場のみんなと一緒に鞣しを繰り返しました。しかし、ようやく素材が完成しても、それで終わりではなく、この個性の強い素材を生かしたモノづくりはとてもハードルが高いものでした。そして、要素を究極にそぎ落としたフォルムで、月の球体をモチーフにした優しい丸みのバッグが完成しました。月明かりのように、歩み続ける人の足もとをやさしく照らすバッグでありますように。