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思いのチカラ 会社のチカラ

「理念」と「ビジネス」をいかに融合させるか。
マザーハウスの経営を通じてその両立を目指してきた山崎大祐が、
マザーハウスカレッジでの議論を中心に考えを語ります。

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第10回 思いのチカラ 会社のチカラ

2017年、最後の挨拶

2017.12.31

WRITTEN BY

山崎大祐 マザーハウス副社長

2017年も今日が最後。
今年も1年、皆さんに支えられながら、何とか終えることができそうです。

1年の最後に。

私が今年1年で一番心震えた瞬間は、
11月に代表・山口絵理子がパキスタンで行った講演で、
会場いっぱいで拍手が何度も起こった瞬間でした。

元々は、パキスタンから分離独立したバングラデシュ。
そんなバングラデシュでの私たちのストーリーを、
国際的には犬猿の仲であるパキスタンでするのですから、
どんな反応になるのか、正直不安で仕方ない、というのが、
山口も私も事前に思っていたことです。

しかし、山口は吹っ切れたのか、当日300人を前にして、
全力で自分たちの想いを出し切りました。
そしてそんな思いに、パキスタンのモノづくり関係者の皆さんが、
心から感動し、講演中にも関わらず何度も拍手が起こったのです。
終わった後も、パキスタンで一緒にそんな物語を作りたいと、
たくさんの人が山口や私のもとに集まってくれました。

マザーハウスの新しい可能性を感じた瞬間。

モノづくりを通して、新しい国の可能性を皆さんと届けていきたい。
そんな思いを一つ一つ増やしていくことが、様々な国に広げていくことで、
新しい国と国との架け橋になるのではないか。そう感じたのです。

13年目に入っていくマザーハウスですが、
まだまだ発揮できていない新しい可能性があるんだ、って
とてもワクワクした瞬間でした。

まだまだ、自分たちが気付いていない可能性があるんですね。
素敵な気づきをもらった1年でした。

そして、最後。

モノづくり、そしてモノを届けることは毎日の積み重ねです。
1年の最後をこうして迎えられたということは、
マザーハウスの皆でそんな毎日を積み重ねてきたということ。

そして、作ったプロダクトの数、お届けしたプロダクトの数だけ、
お客さまとの出会いがあったと思うと、マザーハウスは皆さんと今年も
沢山の出会いがあったのだなぁと本当に感慨深い気持ちです。

1年の最後に、私たちが夢を信じて、共に働き、
信じてくれているお客さまといられることは、
当たり前のことではないと思います。とっても幸せなことです。
この幸せなことをかみしめて、1年に感謝して、
新しい年を迎えたいと思います。

皆さん、良いお年をお迎えください。

山崎 大祐

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