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新人ネパール担当牛留の自然生まれのものづくりと毎日の暮らし

2018年夏からネパールを担当する牛留早亜彩。
新卒でマザーハウスに入社してからネパール担当になるまでの道のりや、現地での新しい出会い・悪戦苦闘の日々をお届けします。座右の銘は「明日やろうはばかやろう」。

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第2回 新人ネパール担当牛留の自然生まれのものづくりと毎日の暮らし

挑戦しつづけること

2018.08.13

ナマステ!

ネパールは雨季に入り、急なスコールに毎日あたふたしている牛留です。

ネパール入りをして1ヶ月は今年の秋冬サンプルの最終調整に追われていたのですが、
9割方無事に完了し(歓喜!)、少し落ち着いたのも束の間、
今月から本格的に秋冬ストールの出荷が始まりました。

私が立ち会った出荷第一弾は
先週の土曜日からお店に並んでいるSilk Gradation Stoleです。
MN40477_model_03_500

シルクらしい独特の光沢感とさらりとした肌触りが特徴のマザーハウスの定番ストールですが
実は今年、新しいチャレンジを、グル工場のスーマンさんたちとしました。

それは、ぱきっとした今年の新色、レッドのグラデーションです。
色がぱきっとしている分、今までのグラデーションストールよりも
染める時にこまめに動かさないと、きれいなグラデーションにならないんです。
IMG_0784
水を含んだストールはとても重く、手作業で染めるのはとても力のいる作業なのですが、
根気よく頑張ってくれました!
(この作業実際に見てると本当にすごくて、
私がこの頃ずっと見ているので、染色チームにまたきたよって顔で笑われます。
でも名前を覚えてもらえたのですごく嬉しい。笑)

ただ、やはり新しいチャレンジをすると、何か想定外のことが起こるのが常…(涙)

染めムラができてしまっていたり、
どうしても時間がかかって出荷が遅れてしまったり。
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(染めについて相談しているサリナ)

〜っていったじゃん!が通じない国ネパール。
「出荷、1週間前にできるって言ってたよね?」
「うん、でも難しい時間のかかる作業だから、無理なんだ」
と出荷予定前日に言われてしまうこともしばしば…汗

でも、いいものをつくって届けたい
ぎりぎりまでトライしたいという気持ちからの
直前の連絡であることも理解しているので、
基本は出荷予定日を早めに伝えておいて…とこちらでも対策はするのですが、
今回の出荷は本当にぎりぎりまでひやひやでした。

出荷の2時間前。
サリナ「さあやさん、レッドが15枚しか出荷できないよ」
牛留「えっ。待って。今、日本だけでも30店舗弱お店があるよ。最低30本はないと出荷できないよ!」
サリナ「30…そ、そうだ…!」

そうなんです。本当に嬉しい悲鳴とはこのことで
この1-2年でお店が増え、ファブリックを専門に扱うお店も2店舗に増えて。
生産側の最小出荷数もどんどん増えています。

そのことを再認識してからのサリナの行動は本当に早くて、
染めのマスターにどれくらいで完了できるか確認に行き、
スーマンさんに出荷を何時までなら待てるか確認
修正が必要な在庫の修復をして、パッキング、最終検品を黙々とこなし・・・

そしてなんとか出荷にこぎつけたのでした…
本当にサリナがいなきゃ無理だったな…と安堵の私。

今年田口がネパールにいることが少なくなり、
ネパールに来たのは新人の私。
きっと不安なことも多いと思うのに、さあやさん大丈夫だよ〜と言ってくれる
頼れるサリナに感謝感謝の1日でした。

スーマンさんの「ね?なんとかなったでしょ」
という言葉にちょっぴり苦笑いのサリナと私でしたが、
なんとか終わったね〜と仲良く2人で帰路についたのでした。

生地がぱりっとしたことで、心なしか発色もよいし、
なによりグル工場のみんなやサリナの日々の努力でやっと出荷できたストール。
なんだかストールが誇らしげに見えるのは、私だけではないはず…!

女性も男性もお使いいただけるストールになっていますので
ぜひ一度店頭でお試しくださいませ。

みなさまのご感想を、ネパールチームのみんなと待っています!

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