雄大な自然に囲まれ、シルクやウール、カシミヤなど、多様な天然素材の魅力を活かしたストールをお届けしている国・ネパール。職人たちと日々やりとりをしながら、商品開発を担当するスタッフ・牛留が、ひとつひとつのストールの向こう側にあるモノづくりのストーリーを綴ります。
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お久しぶりです。ネパール担当の牛留です。
世界中、本当に大変な世の中ですが、
変異種が一気に広がったインドと国境を接するネパールは
実は四月末からロックダウンになっています。
その期間中は、車での移動禁止はもちろん、
スーパーも朝の5時(!)~9時までしか開かない、など
通常の生活にも大きく影響を受けていたのですが、
ようやく状況も落ち着いてきて、2か月ぶりに車での移動も一部許可が出るなど、
少しずつ普段の生活が戻ってきていて、少し一安心しているところです。
そして、一緒にモノづくりをしている一部の工場でも
〇徒歩圏内のスタッフのみで稼働
〇毎朝の体調チャックなどの感染症対策の徹底
等を行いながら、少しずつ稼働を始めました。
いつもなら、どんなに急いでいる出荷の前でも
おしゃべりを楽しんでいる(いつも私だけが1人焦っています笑)
ネパールのみんなが、しっかりと距離を保ちながら
仕事に取り組む様子に少し寂しさを感じつつも、
きちんと約束を守ってくれている姿を心強く思いました。
日本ではようやく夏らしい日々を迎えようとしていますが、
ネパールでは今年の秋冬に向けた
ストールやマフラーの生産が本格化していきます。
今年は本当にわくわくする新作がたくさんで(またご紹介しますね!)
この大変な状況の中で新作を届けられることに
ネパールのみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。
その新作をお披露目できる日を楽しみにしながら、
引き続きネパールのみんなと頑張っていきます。