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ぜひ行ってほしい!世界のこの街

マザーハウススタッフが訪れたことのある、世界のお気に入りの街をリレー形式でご紹介していく「ぜひ街!」。変わり者が多い?マザーハウススタッフの旅先は、これまた個性的です。
次のお休みの旅行に、一味違う旅先はいかがですか?

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第157回 ぜひ行ってほしい!世界のこの街

三陸のリアス式海岸が織りなす美食と絶景、そして暮らし(岩手県陸前高田市広田町)

2020.09.01
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WRITTEN BY

高橋真優 横浜元町店

こんにちは!
2020年春から新卒入社いたしました、横浜元町店の高橋真優です。
学生の頃、歌を歌い続けて鍛え上げた声を使って、
2階建てのお店に響き渡るような元気な「いらっしゃいませ!」で
お客様を日々お迎えしております。

今回私が紹介させていただくのは、
岩手県陸前高田市にある、人口3000人程の漁師町、広田町です。
学生の頃、東京から車で片道8時間程かけて、
月に2回、多い時は半月ほどまちづくり活動のために通っていました。

広田町は半島であるため、東日本大震災の時には孤島になってしまうほど
震災の被害が大きかった場所でもあります。
一方牡蠣やワカメの養殖も盛んで、海の幸にも恵まれています。
「海とともにたくましく生きる町」の魅力をお伝えさせていただきます!

〇ラジオ前編

○ラジオ後編

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→番組のお便りはこちら

この街のおすすめポイント

1.ビッグでプリプリわかめ
2.癒しと学びを与えてくれる海
3.おちゃっこで体も心もリラ~ックス

おすすめポイント1
ビッグでプリプリわかめ

みなさんが普段飲んでいるお味噌汁の中に入っているワカメ、
どのようにして作られているか知っていますか?

もちろん私も、器の中に収まるくらいのワカメしか知りませんでした。
ここでは、今までよりもっと美味しく味わえる三陸産のワカメの魅力をお伝えします!
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でん!
こちら、船に乗っておりますもじゃもじゃした物体、
そうです。ワカメです。
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春になると、養殖したワカメを狩りにいきます。
船に乗る漁師さんは朝4時起きで5時頃には船を出航させて海に出ます。
私は実際に船には乗ったことがないのですが、
大きく成長したワカメを狩ることは相当な力が必要で、
海の上の仕事であるため命の危険も伴います。
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ワカメを船に乗せて帰ってきたら、次は浜仕事。
茹でて→冷やして→冷やして→計量して→袋詰め
あの船に乗ったワカメたちを作業場に持ち帰る準備をしています。
これもまた大変な仕事です。
たっぷりと水分を含んだワカメは重くて、そして長いのです。
私の150センチの身長ははるかに超え2~3メートル程度。
持ち場を交代しながら力を合わせて作業することは、
大変でもあり達成感もあります。
そして何よりもこれだけの時間と人に育まれてできている過程を知ることで、
食べることの有難みも実感することが出来ます。
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浜作業を終えて、出荷の準備をするため作業場へ。
この後もまだまだワカメが私たちの手に届くまでの道のりは長いのですが、
今回のご紹介はここまで。ぜひ想像してみたり、実際にチャンスがあればお手伝いに行ってみてください!

三陸のワカメの特徴は、歯ごたえがあってプリっとしています。
ワカメしゃぶしゃぶで贅沢に味わってみるのはいかがでしょうか?

おすすめポイント2
癒しと学びを与えてくれる海

岩手県の海岸沿いの地図をみると「ギザギザ」しているのが見えますでしょうか。
そのギザギザの正体がこちらです。
岩がぼこぼことしていますね。
海の大きな力によって長年にわたり形成されてきた形。
この海と岸壁を見ていると自然の偉大さを感じます。

この場所は、広田町にある「黒崎温泉」という場所から行くことのできる
遊歩道から見た景色です。
日が沈む少し前の時間は優しい木漏れ日が道を照らしてくれるのでおすすめです。
遊歩道でお散歩した後はぜひ黒崎温泉に行ってみてくださいね。
温泉につかりながら、岩手の海を一望することができるんです。
表情を毎秒変える海を眺め、少し熱めの温泉につかれば最高の至福のひと時。
もし、まだ海が見たりないよ!という方、
のぼせて無理をしなくても大丈夫。
温泉に上がった後は休憩所のデッキから海を眺めることができます。
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広田町は海に囲まれているため、どこでも海を見れる、
といっても過言ではありません。
天気や時間、見る場所によって一つとして同じものはないので
海は面白いです。
私の好きな時間帯は、一日が終わる夕方です。
町を駆け巡って1日すごして見る夕日の沈む海は、
「今日も1日おつかれさま」と言ってくれているみたいで
心をそっと撫でてくれます。
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海によって大きな被害にもあった町。
それでもここに住む人たちは海が好きで、海の恵に感謝をしています。
海とともに暮らす人たちはとてもたくましく愛があります。
目に見えない恐怖と共に生きることが求められている今だからこそ、
何かこの町から学べることがあるかもしれません。
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海に遊びに行ったらうみねこもきっとお出迎えしてくれますよ。
油断していると手に持っている美味しい食べ物をもっていかれてしまうので
気を付けてくださいね。
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おすすめポイント3
おちゃっこで体も心もリラ~ックス

「おちゃっこ」という言葉、みなさんご存知でしょうか。
東北では名詞に「~っこ」とつける方言があります。
そう、つまりおちゃっこは、お茶。という意味です。
もちろん地域差、家庭差はありますが、
広田町ではおちゃっこ(=お茶を飲む時間)が盛んに行われています。
というのも、おすすめポイント1でもお伝えした、
ワカメ作業をしているときも2時間おきくらいで「おちゃっこたいむ」が始まります。
それは、お茶を飲むだけではなく甘いお菓子もついてくるので
毎度お腹がふくらむ幸せな時間になります

せっかくなので東北で学んだ方言をもう一つご紹介。

「やんべに」

さて、どんな意味だか想像できたでしょうか。
やんべに、とは、ほどほどに、という意味です。
「やんべに」と「おちゃっこ」の文化は似ていることがあります。
仕事を頑張りすぎて体や心を苦しめすぎないように、
飲んで食べて話してほどほどに頑張るのです。
ぜひ岩手県や広田町にいったときは「やんべに」過ごしてくださいね。
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「そういえば、こんなこともあった…」旅のこぼれ話

ここで少しおちゃっこの思い出話。
東京の若者はコーヒーが好きだと思ってくださっていて、
おちゃっこはほとんどコーヒーをいただきます。
ここだけの話、もともとコーヒーは苦くて大人の味であまり好んで飲んでいなかったのですが
おちゃっこのおかげでコーヒーが飲めるようになりました。笑

最後に3ポイント自己紹介

高橋真優/たかはしまゆ
・小学生から大学生まで歌い続けていました。歌大好き!
・幼い顔立ちなので社会人になってようやくメイク勉強中
・「47都道府県」でお気に入りの場所、素敵な人・面白い人に出会うことが目標

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