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ぜひ行ってほしい!世界のこの街

マザーハウススタッフが訪れたことのある、世界のお気に入りの街をリレー形式でご紹介していく「ぜひ街!」。変わり者が多い?マザーハウススタッフの旅先は、これまた個性的です。
次のお休みの旅行に、一味違う旅先はいかがですか?

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第153回 ぜひ行ってほしい!世界のこの街

中世の薫りと燻製味のビール!?世界遺産の街バンベルク(ドイツ)

2020.07.07
sasaki

WRITTEN BY

佐々木 博國 Nu茶屋町店

こんにちは。マザーハウスNU茶屋町店の佐々木と申します。
入社直後に、このコラムで富山への想いを綴ってからもうすぐ早4年。
時が過ぎるのはどうしてこうも早いのでしょうか…。

今回は、学生時代、オーケストラサークルの演奏旅行で行った
ドイツのバンベルクについて、10年以上前の記憶を辿って書こうと思います。

〇ラジオ前編

〇ラジオ後編

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よくハンブルク(北ドイツ)と間違われるのですが、
バンベルクは南ドイツ、ミュンヘンやドレスデンといった街のほど近くにあります。

人気の観光地だらけの南ドイツですが、
こだわりのビール好き、音楽好きにはぜひ立ち寄ってほしい街です。

この街のおすすめポイント

1.中世の息吹を残す街のシンボル『バンベルク大聖堂』
2.燻製味がクセになる!『ラオホビール』

 
 
おすすめポイント1
中世の息吹を残す街のシンボル『バンベルク大聖堂』

ハンブルグ①
一番書きたいビールの話の前に、
きちんと世界遺産の街並みについて触れておきます笑。

バンベルクの旧市街は、1993年に世界遺産に登録されています。

その理由は、『中世の街並みを今に残しているから』です。
ハンブルグ②

11世紀、神聖ローマ皇帝のハインリヒ2世が居住して繁栄したバンベルク。

残念ながら、多くの街が戦争によりその面影を失ってしまったドイツ国内ですが、
このバンベルクは珍しく戦禍を免れ、中世の街並みを街の至る所に残しています。
ハンブルグ③
その象徴が、街を見下ろすように、丘の上に建てられたバンベルク大聖堂です。

1012年、ハインリヒ2世の命によって建てられた大聖堂は火災により焼失していますが、
現在の建物も1237年に完成したという、とても歴史のある建物です。
ハンブルグ④
建築自体も素晴らしいですが、ハインリヒ2世とそのお妃さまが眠る石棺の彫刻や、
美しすぎる佇まいの騎士像など、堂内にも見どころがたくさん。

1000年のロマンを体感できる、街のマストスポットです。

 
 
おすすめポイント2
燻製味がとにかくクセになる!『ラオホビール』

さて、コラムの本題に入ります笑。

「バンベルクと言えばラオホビール、ラオホビールと言えばバンベルク」

そんな蜜月とも言える関係を築いているのが『ラオホビール(Rauchbier)』です。
ハンブルグ⑤
ラオホとは、ドイツ語で「煙」の意味。
そう、この街の代表ビールは、燻製味のするビールなのです…!

燻製味と言うと、最近流行りの色物ビールと思わるかもしれませんが、実は逆。
バンベルクを代表する銘柄「シュレンケルラ」は、1678年から伝統を守り作られています。

18~19世紀、酵母の研究が進み、工業化の波に乗って進化したビール造りですが、
それまでは麦芽を直火で乾燥させていました。

そのため、昔のビールには必ず何かしらの匂いがついていたと言われています。

「クセがなく飲みやすい」のが現代のビールだとすると、
この昔ながらのビールは「クセがありクセになる」ビールと言えます。

スモークチーズやサーモンなどの燻製料理にはもちろん、
ドイツ名物のソーセージにもよく合います。

1杯目には頼まないけど、3杯目ぐらいで飲みたくなる。
毎日は飲まないけど、年に何度か急に飲みたくなる。

そんな味わいなのです。

中世の香りに包まれた街並みを眺めながら飲む、伝統の味わい。
思い出しただけでも最高です(しかもドイツはビールが安い)。

クセのある味わいファンの皆さま、ぜひ行って飲んでみてください!
  

「そういえば、こんなこともあった…」旅のこぼれ話

バンベルクに行ったこの旅は、ヨーロッパ4都市を周遊しオーケストラの公演を行ったのですが、
いま思い起こせばとても贅沢な旅でした(親に感謝…)。

印象に残ったのは、各地での「拍手」の違い。

ブダペスト(ハンガリー)の皆さまは手拍子。
クラシックのコンサートで手拍子が鳴ったのは初めてで、常識を打ち砕かれました。

音楽の都ウィーン(オーストリア)では、子供の健闘を称えるような温かみのある拍手…笑。

プラハ(チェコ)では、ちょっと控えめで重め(低音系)の拍手。
演奏の評価が良くなかったのかと思いましたが、ちょっと内気な国民性によるものだと聞きました。

そして、バンベルクではスタンディングオベーション。
本場でドイツ音楽に果敢に挑んだ私たちに、最大限の賛辞を送ってくださいました。

それまで同じように見えていたヨーロッパで、
拍手だけでもこんなに違うのかと、違いの面白さに気付かされた演奏後の時間でした。

表現こそ違えど、アマチュア学生のつたない演奏に温かいリアクションをいただいて、
今でも思い出すと感動する瞬間です。

     

最後に3ポイント自己紹介

佐々木博國 / ささきひろくに
・楽器の担当はクラリネット。学生生活の中心でした。
・ウィーン店かベルリン店を作って移住するのが密かな夢です。
・2020年3月にオープンしたNU茶屋町店(梅田)に勤務しております。お近くにお越しの際はぜひ!

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