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ぜひ行ってほしい!世界のこの街

マザーハウススタッフが訪れたことのある、世界のお気に入りの街をリレー形式でご紹介していく「ぜひ街!」。変わり者が多い?マザーハウススタッフの旅先は、これまた個性的です。
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第131回 ぜひ行ってほしい!世界のこの街

別世界に迷い込む青い街 シャウエン(モロッコ)

2019.03.07
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谷口友美 ミント神戸店

こんにちは!なんばパークス店の谷口です。
入社して6ヶ月。素敵なお客様との出会いに、毎日心躍る日々を過ごしています。

今回私がご紹介するのは、アフリカ最北端の国モロッコにある『シャウエン』。

大学4年生の頃、モロッコの雑貨に興味を持ったことがきっかけでモロッコについて調べていくうちに、
青い街シャウエンの存在を知りました。
調べれば調べるほど興味が湧き、社会人2年目の夏、思い切って大冒険!
別世界に迷い込んだような雰囲気に一気に虜になってしまった、そんな街をご紹介します。


この街のおすすめポイント

1. どこを向いても青!おとぎ話に迷い込んだような街並み
2. モロッコのおしゃれインテリアが楽しめる「リヤド」
3. 色彩の国モロッコならではの可愛い雑貨
 
 
おすすめポイント1
どこを向いても青!おとぎ話に迷い込んだような街並み

モロッコのフェズという都市から車・バスで北へ約4時間。
山肌のふもとに青と白の色が広がっています。ここがシャウエンです。
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車を降りて徒歩で入ってみると、ある瞬間からパッとあたり一面青の世界が広がります。
ガイドブックやインターネットで見ていた通り、もしくはそれ以上に、
どこまでも青く、期待していた以上の街並みに言葉が出ないほど感動しました。
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迷路のような旧市街を気の向くまま歩いていくと・・・
どこへ行っても青の連続。
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青!!!
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青!!!!!!
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青ー!!!!!!!!!

よく見てみると、階段や道もペンキで塗られていました。
植物の表面にもペンキがついていたりして、
「もしかして葉っぱも塗ろうとしたのかな?」と思ってしまうほど。
また、若干色のトーンが違っていたり、
デザインとして白が入っていたり、それぞれのお家に個性が感じられました。
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シャウエンはコンパクトな街なので、約1時間程度で歩いて街をぐるっとひとまわりできます。
街歩きをしながら、いろんな青からお気に入りの青を見つけるのも楽しみの一つ。
お家の扉も青、窓も青、ホテルの看板も青。
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水汲み場も青。
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カフェのベンチも青。
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私は見つけられませんでしたが、タクシーやお墓も青だそうです。
こんなところまで青なのか!というポイントを探しながら歩いてみるのも面白いかもしれません。

写真を撮っていると至る所から猫が出てきて、パシャリ。
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くねくねした道をひたすら歩き、2周3周としたくなる街ですが、
階段と坂が多いので、歩きやすい靴で行かれることをおすすめします!

「なぜ街全体が青で塗られているのか?」皆さんも気になるところかと思いますが、
その理由には諸説あるようです。
・蚊をはじめとする虫除けのため
・暑い気候でも涼しく見えるように などなど・・・
その中でも、ユダヤ教の影響が大きい、というのが有力ではないかと言われています。
もとはスペインから追われたユダヤ人がシャウエンに移住し、
ユダヤ教で神聖な色とされている青で街を染めたことが始まりだとか。

現地のみなさんに聞いても明確な答えは得られませんでしたが、
20世紀までキリスト教徒は立ち入りを禁止されていたとのことで、何かしら宗教が関係していそうな様子。
私が生きている間にシャウエンの正しい歴史を知ることができれば良いなと思っています。
   
   
   
おすすめポイント2
モロッコのおしゃれインテリアが楽しめる「リヤド」

リヤドとは、モロッコの邸宅のことです。
古い邸宅を修復・改装してホテルとして利用されており、
ここ数年ではカジュアルなリヤドも増え、お値段はピンからキリまで。

この時はよりローカルな雰囲気を味わいたかったので、
宿にそこまでのお金はかけませんでしたが、
それでも十分すぎるほどの素敵なリヤドに宿泊できました。

リヤドにはこのように中庭があり、プールがあるリヤドも
。たいてい吹き抜けになっていて、屋上も気持ち良いです。
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リヤドの特徴はイスラム建築特有の手の込んだタイルや装飾。
彩り豊かな色彩のインテリアが揃っていて、イスラム教のモロッコとヨーロッパの文化が融合した
オリジナルのモロカンスタイルに触れることができます。
色彩感覚が豊かなインテリアの数々、見ていて飽きることがありません!

余談ですが、リヤドにチェックインのとき、
ほぼ100%の確率で歓迎のミントティーをいただきました。
お砂糖をたっぷり入れてあま~くするのがモロッコ流。
私は少し苦手でちびちび飲んでいたのですが、友人は「クセになる味!」と毎回楽しみにしていました。
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おすすめポイント3
色彩の国モロッコならではの可愛い雑貨

モロッコといえば雑貨!という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
ラクダなどの革で作ったサンダル兼スリッパのバブーシュ、
クッション代わりのプフなど、現地では様々な雑貨が売られています。
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日本の雑貨屋さんでも買えないことはないですが、
現地ならではの手の込んだな刺繍のデザインや色の組み合わせが豊富に揃っていて、
雑貨好きにはたまりません!!!
生地物以外にも、先ほどご紹介したミントティーを入れるグラスなども可愛いです。
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シャウエンはいわゆる田舎街で、地域のみなさんからはのんびりした雰囲気を感じました。
大きな市場のあるマラケシュやフェズは賑やかで商売気質も強めですが、
都会の喧騒から離れてゆっくりお買い物をしたい方は、
シャウエンでの時間をとってお買い物されることをオススメします!
  
    
    

「そういえば、こんなこともあった…」旅のこぼれ話

帰国後にシャウエンの歴史について頑張って調べたていたのですが、
学術的にもまだ明らかにされていない部分が多いようです。

100年前まではイスラム教の聖域として閉ざされていた、とも言われており、
確かに私が訪れた時にも、街には一日に数回イスラム教の礼拝を呼び掛けるアザーンが鳴り響いていました。
この街のルーツをシャウエンの街の皆さんがどう認識しているか、とても気になります。

また、今では世界中から観光客が訪れる立派な観光地になりつつありますが、
洗濯物が干してあったり、市場で野菜を買ってきた女性が歩いていたり、子供達が元気に遊んでいたり。
私たち外国人にとって、シャウエンはメルヘンでおとぎの国のような異世界を感じる場所ですが、
それと同時にそこには人々の日常が存在していました。
ガイドブックやインターネットだけではわからない現地の空気感を感じられることは、
旅の醍醐味だなぁ~と、改めて感じた旅でした。

   

最後に3ポイント自己紹介

谷口友美/たにぐちともみ
・大阪府豊中市出身
・粉もんが大好きです!
何食べたい?と聞かれると、ついついお好み焼きと答えてしまいます。
・世界中の世界遺産を見てみたい!
特に、イスラム建築の装飾が大好きです。今年の夏はウズベキスタンにいき、たくさんのイスラム建築に魅了されました。
宗教と繋がる普遍的な建築物に心惹かれます。

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