MOTHERHOUSE

MOTHERHOUSE MAGAZINE

マザーハウス公式アカウント

  • Facebook マザーハウス
  • Twitter マザーハウス
  • インスタグラム マザーハウス
  • メールマガジンに登録
ぜひ行ってほしい!世界のこの街

マザーハウススタッフが訪れたことのある、世界のお気に入りの街をリレー形式でご紹介していく「ぜひ街!」。変わり者が多い?マザーハウススタッフの旅先は、これまた個性的です。
次のお休みの旅行に、一味違う旅先はいかがですか?

コラム一覧をみる
第96回 ぜひ行ってほしい!世界のこの街

コーヒー豆の収穫からカップに注がれるまでを見られる街 フイエ(ルワンダ)

2018.02.15
kitamura

WRITTEN BY

北村美月 アトレ吉祥寺店

みなさま、こんにちは!
アトレ吉祥寺店に勤務しております北村です。

吉祥寺は私にとって幼い頃からなじみのある街であり、
素敵な先輩スタッフと温かいお客様に囲まれ、いつも楽しくお店に立っております。

今回私がご紹介したいのは、アフリカ中央部に位置する小国・ルワンダです!
ジェノサイド(大虐殺)を経験した国で、現地の学生と「平和」について学びたいと思い、
1年間ルワンダの大学に留学していました。
映画「ホテル・ルワンダ」やコーヒーを通じてルワンダをご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回はルワンダの中でも私の住んでいたフイエという街の魅力をお伝えいたします!

この街のおすすめポイント

1. 自然豊かでのんびりとした雰囲気。
2. ローカルマーケットを通じて感じる、人とのつながり。
3. 栽培からカップに注がれるまで。コーヒーの全過程を見ることができる。
 
 
 
おすすめポイント1
自然豊かでのんびりとした雰囲気

フイエは首都のキガリからバスで3時間ほど南下したところにある街です。
ルワンダの首都は高層ビルが立ち並ぶ発展著しい街ですが、
フイエは打って変わって緑豊かで時間の流れがゆったりとしています。

首都キガリの街並み。いかにも“都会”という感じです。
image004
そして、これがフイエの街並み。
image006
この2枚の写真からも分かるように、
首都では車やバイクタクシーで移動する人が多い一方、
フイエではのんびりと歩いている人がほとんどです。

そして、街の中心部から一歩外れると、目の前には一面の緑が広がります。
image008
どこか日本の田舎を彷彿させるような田園風景ですよね。
どこまでも広がる緑を見ていると、本当に心が安らぎます。
image010
「千の丘の国」という別名を持つように、ルワンダはどこを見渡しても山!山!山!です。
フイエの街自体も標高約1800mのところにあり、普通に歩くだけでも高山トレーニングです。
ルワンダは赤道直下に位置し、暑いイメージを持たれることが多いのですが、
フイエは標高が高いため、1年を通して軽井沢のようなすごしやすい気候となっています。
夜はセーターを着ないと寒いくらい冷えるときもあります。

レストランで料理が運ばれてくるまで1時間以上かかったり(!)と
時間に重きを置かないルワンダの文化に初めは戸惑うこともありましたが、
日本とは違って時間に縛られず、自然とともに暮らすこの街の人々から
大切なことを学ばせてもらいました。
私はこのゆったりとした時間の流れに完全に慣れてしまい、
帰国後、毎日せわしない日本の生活に戻るのにしばらく苦労しました。苦笑
image012
 
 
 
おすすめポイント2
ローカルマーケットを通じて感じる、人とのつながり

ルワンダには街ごとに「イソコ」と呼ばれるローカルの市場があります。
量り売りの野菜や果物、
image014
芋などの穀物類、
image016
食器や水筒などが売られています。
見てください、この陳列術!きれいに積み重ねているのですが、
下の方にあるものを取るときは大変だろうなあといつも思います。
image018
また、食べ物関連のものだけでなく、
古着の洋服や靴、
image020
image022
さらにはアフリカ柄の色鮮やかな布もここで買うことができます。
image024
この市場に来ればたいていのものは手に入るといった豊富な品揃えです。

そして、ルワンダのマーケット1番の醍醐味は、モノの値段が決まっていないこと!
何を買うにしても、売り子さんとの交渉が必要です。
「こんにちは、元気?」「元気だよ、あなたは?」という挨拶から始まり、
世間話をしながら値段を交渉します。
最近の日本では、セルフペイメントのレジが導入されたりと
店員さんと会話をせずに買い物することができるようになっていますが、
ルワンダでは何をするにもコミュニケーションが欠かせません。

アフリカというと治安を心配されることが多いのですが、
私は滞在中1度も危険を感じることはありませんでした。

それどころか、この街では見知らぬ人でもすれ違うと挨拶してくれたり、
忘れ物をしても届けてくれたり、困っていると相手から声をかけてくれたり、
毎日人の温かさに触れながら暮らしていました。
技術の発展にともなって失われている
人と人のつながりの大切さをルワンダは思い出させてくれます。
image026
 
 
 
おすすめポイント3
栽培からカップに注がれるまで。コーヒーの全過程を見ることができる

日本ではあまり知られていませんが、ルワンダはコーヒー栽培で有名な国です。
フイエはルワンダの中でもコーヒー栽培に力を入れている地域で、
おいしいコーヒーを飲めるだけでなく、実際にコーヒー栽培の様子を見ることができます。
みなさま、コーヒーの木や実を見たことはありますでしょうか?
image028
この熟した赤い実の中に、コーヒー豆が2つ入っています。
image030
コーヒー農家さんはよく熟した実だけを収穫し、
image032
洗い加工をして皮を剥ぎ、手作業で豆を選別します。
image034
そして、太陽の下に広げて乾燥させます。
image036
「あれ、コーヒー豆って黒くないの…?」と無知な私は思ったのですが、
この乾燥させた豆を焙煎することによって私たちのよく知る黒いコーヒー豆になり、
それを挽いて粉にしてようやくコーヒーを淹れる準備が整います。
image038
私たちが普段何気なく口にしているコーヒーですが、
木からカップに注がれるまでのコーヒーの一生は奥が深いことを実感しました。
コーヒーの栽培地を巡るツアーが催行されていますので、
ぜひルワンダにお越しの際はコーヒーツアーに参加してみてください。

「そういえば、こんなこともあった…」旅のこぼれ話

1年間の留学中、大きく体調を崩すこともなく、ホームシックにかかることもなく、
それどころか停電、断水、冷水シャワーなどのいわゆる「途上国」特有の生活にすぐに順応して
大いにルワンダライフを謳歌した私だったのですが、
ルワンダに順応しすぎた唯一の弊害はとてつもなく太ったこと…。

欧米に留学してファストフードばかりを食べていたわけではなく、
むしろ余計な化学調味料を使わないルワンダでこんなにも太ったのは、
ルワンダ料理のほとんどが炭水化物で構成されているからです。
image040
お米、数種類の芋、トウモロコシの粉を練ったお餅、甘くない食用バナナ、パスタ、
それに煮豆と葉物野菜が少し。まさに炭水化物のオンパレードです。笑
個々の料理にはほとんど味付けがされていなく、全体にトマトスープをかけて食べます。

ルワンダ人は食に保守的で、365日ほとんど同じものを食べます。
レストランはビュッフェスタイルが一般的で、どこに行ってもほとんど同じバリエーションです。
豊かな食文化に恵まれている日本人はルワンダの食事にすぐに飽きてしまうことが多いようですが、
私は1年間全く飽きることなく、その素朴な味が好きでかなりの頻度で食べに行っていました。
そうして気づけば私もお芋のように太っていた…。
ルワンダの文化では太ることは喜ばしいことなので、
友達が一切悪気もなく満面の笑みで「太ったね!」と言ってくるのが余計に悲痛でした。泣
日本は日本でご飯がおいしいので、残念ながら帰国後も体重はそのままです。

最後に3ポイント自己紹介

北村美月/きたむらみつき

・東京生まれ、東京育ち。その反動なのかのんびりした田舎や緑の多いところが好きです。
・大学ではアフリカと平和学を専攻し、アフリカづくしの大学生活を送りました。
・声が大きく、どこにいてもすぐに認識されます。

アトレ吉祥寺店よりイベントのお知らせ

マザーハウスアトレ吉祥寺店は、3周年を記念してキーホルダーづくりのDIYイベントを開催します!
今回は日頃のご愛顧に感謝を込めて、桜の色をモチーフにしたピンク色のレザーをご用意いたします。
世界にひとつだけのオリジナルレザーキーホルダーを作ってみませんか?
ご興味のある方は、店頭・TELにてご予約の上ご参加ください。
みなさまのお越しを吉祥寺スタッフ一同お待ち申し上げております!

マザーハウス アトレ吉祥寺店(営業時間 10:00-22:00)/ TEL:0422-22-1578

マザーハウスの最新情報をお届けします

メッセージを送る

マザーハウスマガジンが
提供する4つのきっかけ

  • 旅する
    旅する

    新しい世界や自分に出会うきっかけをくれる旅。
    となり街にも、遠くの国にも。
    旅に出たくなるような「きっかけ」を。

  • つくる
    つくる

    普段は意識しないモノの向こう側。
    手でつくってみる、生産者に会ってみる。
    周りにあるモノに思いを馳せる「きっかけ」を。

  • まなぶ
    まなぶ

    学びは自分に新しい発見を与えてくれるもの。
    一生、学びは終わりません。
    学びが自分の力になる「きっかけ」を。

  • はたらく
    はたらく

    働くことで社会に提供している価値。
    毎日のことだからこそ、もっときちんと考えたい。
    自分の働くを考える「きっかけ」を。

SNS & MAIL MAGAZINE最新情報をお届けしています

メールマガジン サンプル

イベントや新店舗、連載中のマガジン
情報もお届けしています。

motherhouse_official

マザーハウス
公式Instagramアカウント

Instagram