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ぜひ行ってほしい!世界のこの街

マザーハウススタッフが訪れたことのある、世界のお気に入りの街をリレー形式でご紹介していく「ぜひ街!」。変わり者が多い?マザーハウススタッフの旅先は、これまた個性的です。
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第31回 ぜひ行ってほしい!世界のこの街

南部アフリカ最高峰、ムランジェ山の入口 ムランジェ(マラウィ共和国)

2016.08.11
nakanishi

WRITTEN BY

中西真実 大阪店

こんにちは あべの店から大阪店に帰ってきました
大阪生まれ、THE関西人の中西です。

今回おすすめする街(村)は、
2009年から2年間住んでいた私の第二の故郷、
アフリカの海のない小さな内陸国、マラウィ共和国です。

マラウィ国営放送局に在籍していたこともあって、かなり詳しくお話できるので、
マラウィだけでなく東アフリカ事情について知りたい方は、
大阪店に聞きにいらして下さい。

この街のおすすめポイント

1.お散歩から本格登山までだれでも受け入れてくれるふところの大きな村
2.心癒される雄大な景色と澄んだ空気
3.美味しい釜焼きピザと豊富なフルーツ!特にマラウィ1のパイナップルは必食!!
 
 
 
おすすめポイント1
お散歩から本格登山まで、誰でも受け入れてくれるムランジェ山

マラウィ共和国にはムランジェ山という山があります。

マラウィ国民には『悪魔の棲む山』として畏敬される存在で、
あの有名なキリマンジャロより登山難易度としては高いともっぱらの評判です。
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頂上付近は“サピータピーク”と呼ばれていて、
“サピータ”は現地の言葉で「行ってはいけない」を意味します。
そのため、近隣の限られた村民以外はほとんど立ち入らない区域になっています。

ですが横に長い山なので、なだらかなお散歩コースから難攻不落の難関コースまで、
どんな人でもMost Welcome大歓迎です。

まずは、のんびりお散歩コースから。
アルプスの少女ハイジが出てきそうな高原のそよ風に吹かれながらのお散歩は、
空や風や大地、そしてこの世に生を受けてこの場に存在できること、
全てに感謝したくなるひと時です。

そんな土地柄か、ムランジェの人は穏やかで良い人が多いように思います。
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次は本格登山編。
穏やかなお散歩コースを抜けると、本格登山の始まりです!

ガイドさんやポーターさん(荷物を持ってくれる人)と共に、
2泊3日の悪魔に会いに行く旅が始まります。

初日はサピータ手前の山小屋まで行きます。
山小屋までも5時間以上の本格登山です。
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翌日には幾重にも重なる崖を登り、
いかにも悪魔がいそうな洞窟前を通り抜け
そして再び崖、がけ、ガケ・・・
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100回くらい「もう帰る」と思ったその先に、
待ちに待ったサピータピークが姿を現します。

悪魔に護られた高山植物の数々は
繊細で美しく、雑に触れたら壊れてしまいそうで涙が出そうなほど可憐な美しさです。
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ムランジェ山のてっぺんの平らな部分は、
天国ってこんなところじゃないかと思うくらいの美しい素敵な場所です。

 
 
 
おすすめポイント2
心癒される雄大な景色と澄んだ空気

お茶畑のグリーンの絨毯をぬけると突然見えてくるムランジェ山はとても大きく、
いつも変わらないその大きさは、なぜか見るたびにホッとします。
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下から見るムランジェ山も上から見る景色も本当に雄大で圧倒されます。
空気が澄んでいて、夜には手が届きそうな満点の星を山の麓でも見ることが出来ます。
 
 
 
おすすめポイント3
美味しい釜焼きピザと豊富なフルーツ!特にマラウィ1のパイナップルは必食!!

お散歩の途中で寄るもよし、登山後の疲れを癒すもよし。
のんびり出来るマラウィ1美味しいピザ屋です。
ちなみにムランジェ山への入山手続きは、このピザ屋の2階でできます。
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ムランジェパインはマラウィ内でも有名で、
旬の時期に「ムランジェに行く」と言うと、必ずお土産に頼まれます。

運搬システムが整備されていないマラウィでは、
美味しい物は現地で消費されるか、
都会に出回る頃には3~5倍ほどの価格になってしまうため
庶民の元にはなかなか届かないのです。

また、ムランジェに行く時はぜひ見たことのないフルーツに挑戦してみてください。
見た目が怪獣の卵みたいなフルーツや、
手を出すのに勇気のいるフルーツなど色々ありますが、
どのフルーツもびっくりするくらい美味しいです。
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「そういえば、こんなこともあった…」旅のこぼれ話

ムランジェでは、年に一度通称ムランジェマラソンなる大会が開催されます。
正式名称「ムランジェポーターズレース」といい、
ムランジェ山の荷物運びやガイドをしている青年たちがタイムを競います。

時々日本人も参加していますが、
岩場も多い険しい道を駆け上り、駆け下りるのは体力だけでなく運動能力も要するため
上位に食い込むことは難しいようです。
体力と運動能力に自信のある方は、ぜひトライしてみて下さい。

ただし、怪我をしても近くに医者のいる病院はありません。
医者のいる病院までは、車で2時間ほどかかります。

景品はシマというマラウィの主食を大袋1つです。
日本でいうと米一俵といったところでしょうか。

最後に3ポイント自己紹介

中西真実 / なかにしまみ

・大阪生まれ、三重育ち。食と笑いをこよなく愛する、関西人。
・体力には絶大なる自信がありましたが、最近寄る年波をじわじわと感じつつあります。
・娘と一緒に吉本新喜劇を見ながらいつも通りのオチに突っ込むことと、週末のサザエさんとのジャンケンに勝つことが最高の幸せです。

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