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これまでのこと。これからのこと。スタッフインタビュー

マザーハウススタッフの生い立ちや、マザーハウスに出会うきっかけ、入社して今思うことを語ってもらいました。人となりや雰囲気を、できるだけそのままにお届けします。

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第3回 これまでのこと。これからのこと。スタッフインタビュー

マザーハウスのお店が、その人の人生に存在してきたということ

2020.01.13

小田急新宿店 店長
2015年新卒入社
建川蒔/たてかわまき

小田急新宿店 店長
2015年新卒入社
建川蒔/たてかわまき

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──建川さんは公式に新卒採用として入社した、初代のスタッフですよね。店長になって何年になりますか?

新卒で入社してもうすぐ5年、新宿店の店長になって3年半になります。

──マザーハウスに入ったきっかけは?

マザーハウスを知ったきっかけは、姉から誕生日にマザーハウスのバッグをもらったことでした。
他の商品も見てみようとホームページを見て会社の理念を知ったと同時に、
ちょうど新卒採用を始めたことを知りました。

後から思えば、色々と自分のつながる部分はあったのですが、
入社のきっかけというと、直観で「びびっ」と来たから、というのが一番しっくりきますね。

──自分とつながる部分というと?

もともと数字の裏側を考えることが好きでした。
だから就職活動では利益が何につながっているか実感できる会社で働きたい、という強い意志がありました。
子供の頃、「100点でないと意味がない」という環境で育ったのですが、
なんで100点をとらなくてはいけないのか納得できなくて(笑)。 

その点、マザーハウスでは利益をはじめとするいろんな数字の背景に様々な人が関わっていて、
それが会社の規模が大きすぎないために「見える」のが面白いと思います。

──以前、「将来はお店をもちたい」と言っていたのを聞いたことがありますが、その夢は今も変わりませんか?

はい。小さいころからの夢で、自分のお店を持ちたいと思っていました。
人が集ってくる、帰ってくるような場所を作りたいと思っています。
できればオリンピックまでに実現できたら!と以前は思っていたんですが、
今はマザーハウスで働くのが面白いから、もう少し先でもいいかな~と思ってます。

──自分のお店はもう少し先でもいい、と思った理由はなんですか?

自分だけの意思でやっているお店ではない
「マザーハウスのお店」にいるからこそ、出会える人がいるなぁと思うからです。

──自分で考えていたら巡り合えないかもしれない環境や選択肢に出会えているんですね。

そうですね。新宿店は2018年で10周年を迎えたのですが、
10年同じ場所にお店があるからこその出会いがありました。

実はとても悲しい出来事なのですが、
昨年の11月、何年にもわたってお店にたびたびお買い物に来てくださっていた顧客様が亡くなられたことを、
奥様から喪中のおはがきをいただいて知ることができました。
もちろん人生には終わりがいつか来るのですが、
お客さまが亡くなるということがあるんだと、初めて直面させられました。

いつでも来ていい場所として、マザーハウスの新宿店が
その人の人生に存在してきたんだということに、とても胸が熱くなりました。
その方にお会いできたのもマザーハウスのお店で働いてきたからだなと思うんです。
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──それは悲しい出来事でしたね。同時にすごくかけがえのない、尊いことを学びました。
入社する前、大学時代は何を学んでいたのですか?

総合政策学部という学部を卒業しました。

「今までやったことのないことを学ぼう!」という意気込みから、
数学や経済学などを英語で学ぶという暴挙に出たため中々大変でした(笑)。

大学の寮では留学生と一緒に暮らしたのですが、
その経験から日本のことをもっと知りたいと思うようになり、
演劇や映画・落語における表現論を専門とする教授のゼミで、
日本の「雪月花」の文化に関して学びました。
自分の好奇心にひたすら素直に選択をし続けた4年間でした。

──これまで影響を受けた、人物、本、映画などはありますか?

星野道夫「旅をする木」という本です。
アラスカで生活をし、自然や動物の写真を撮りながら、執筆活動をしていた方の本です。
都会の喧騒で過ごす時間と同じ瞬間に、大自然の中でヒグマが呼吸している…など
全てのものに流れる時間は、平等なのだということを考えさせられた一冊です。
私は新宿で勤務しているので、まさに都会の喧騒のなかで、
しょっちゅうヒグマの呼吸に思いを馳せたりしています(笑)。

──今日は建川さんが大切にしているモノを持ってきてもらったのですが、見せてもらえますか?

これです。
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祖母からもらったジュエリーです。大学を卒業するときにお祝いとしてもらいました。
その1年後に祖母は他界し、結局形見のようなものになりました。
もともと両親が共働きで祖母と過ごす時間が長かったので、
非常に思うところがありましたが、なんだか祖母の一部分が残っているような気がしています。
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形見となるようなモノを渡す気持ちってどういうことなんだろう、と考えたりもしました。
お守りみたいに身に着けています。

──建川さんにとって特別なもの、ですね。
マザーハウスの社員はどんな人が多いと思いますか?

人を信じる力が強い人が多いです。
入社して今まで沢山の失敗をしてきましたが、絶対に見捨てずに付き合ってくれた厳しくも愛情深い上司がいました。
小さな良いところを見逃さず、自信を持たせてくれた人も沢山いました。

つい先日、関西出身のスタッフと
「東京は倒れている人がいても関わり合いを避けてか、立ち止まらない人が多い。
マザーハウスの人は、絶対声をかけて助ける側の人が多い」という話をしました。
個性はそれぞれでも、根本的に良い人がとても多い気がします。

──一体どんな流れでそんな会話に(笑)。今日はありがとうございました。次に話を聞いてほしいマザーハウスの1人あげるとしたら誰でしょう?

VMD(店舗ディスプレイ等)担当の北島さんです!

数年前に北島さんが店長をしていた店舗にヘルプへ入った時、
夕方になると「今日も夕日がきれいだね」と散歩(?)に出かけていく姿がとても印象的でした。
自然の美しさや、わくわくを、ディスプレイに取り入れているのだと思います。
いろいろお話を聞いてみたいです!

──ありがとうございました!

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