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長尾天平のシンガポール奮闘記

シンガポール現地法人代表として、異国でのブランド立ち上げに奮闘する長尾天平。多様性のど真ん中でマザーハウスの商品を届ける日々、駐在における心得・苦難、
時々グルメなど、リアルな声をお届けします。

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第5回 長尾天平のシンガポール奮闘記

ずっと考えていること。

2019.03.28

スタッフが入社してきて約2か月(店長のKeliは3か月)。
僕は、英語に苦労しながら研修や準備を進める日々。

ずっと考えていることがある。

それは、信じる、信じないの話。

シンガポールに来る前も、来てからも、たくさんの方から頂いた
「スタッフは信じて裏切られると傷つくから、最初から信じない方がいい」というアドバイス。
海外のスタッフは本当にすぐ辞めるからと。

違和感を持った。
もちろん、僕のことを本当に気遣ってくださったアドバイスなんだと思う。
もしかすると、自分のメンタルを保つためにはある程度そういった線引きが必要なのかもしれない。
ただ、同じように身をもって経験した末の結論ならまだしも、
まだ何も経験していない自分が、聞いた話だけでそうするのは違うんじゃないかなと。

甘い部分は大いにあるのかもしれない。
数か月後には別のことを思っているかもしれない。
でも、だからこそ、今の僕はそれでも信じるところから始めたいと思っていることを
このタイミングでここに記しておきたい。

こんなことを書きながら、実は一人のスタッフが一か月も立たないうちに先週早速辞めてしまった。
入った当初から色々な理由で休んでいて、今となっては何が本当だったのかは闇の中だ。
それでもチームワークを大事にするマザーハウスで、最初から疑っていたら何も始まらないと思っている。

どんな痛みを伴って、自分自身の考え方がこれからどう変化していくかも、一つの楽しみとしていきたい。

写真は、できたばかりのお店でディスプレイを試行錯誤したり、英語の資料をつくったり、大忙しの店長Keli。
入社してまだ3か月なのに、何から何まで本当によくがんばってくれている。
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長尾

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