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パパ役員が語る 子育て経営学のすすめ

子育てと仕事の両立に走り回っているのは、ママばかりではありません。
パパたちも、ヨチヨチ歩きのベンチャーとヨチヨチ歩きの子供たちを相手に奮闘しています。
ベンチャー役員、そしてパパである戌亥がリアルな日常とそこからの学びを紹介。
涙あり(?)、笑いあり(!)の火曜日定期連載です。

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第9回 パパ役員が語る 子育て経営学のすすめ

ヒーローマーケティング

2016.01.19

こんにちは。マザーハウスのパパ役員戌亥です。

先日、むすことオモチャ屋さんへ行きました。
入口を入って直ぐの一等地には定番の仮面ライダーシリーズ。
最新のシリーズは仮面ライダー”ゴースト”なんですね。
うちのむすこは二年くらい前に仮面ライダー”ガイム”にはまっていたのですが、
今はすっかりピカチューの虜で、わたしの仮面ライダー情報はガイムで止まっているのでした。

ガイムといえば、わたしはむすこと少し違う角度から注目していたのを思い出します。
緻密に計算されたプロモーションがビジネス手法としてすごいのです。
最近のヒーローはやたらと色んなバージョンに変身するなあと思っていたのですが
(ちなみに、ガイムはフルーツを模したパーツをベルトに入れることで自在に変化します)
よく見ると、これはオモチャの販売戦略と密接に関係しているのでした。

本編のほうで最初にオレンジバージョンの仮面ライダーが登場します。
そのときは、ここぞとばかりに本編間のCMにオレンジライダーのパーツや武器が立ち並びます。
それから二週間くらいすると、本編ではバナナライダーが新たに登場します。
そのときは、まったく同じタイミングで、CMもバナナ打ち出しに一気に入れ替わります。
これが非常に細かいタイミングで繰り返され、
常に購買欲を刺激する仕組みとなっているのです。
本編コンテンツとCMを寸分違わず連動させる手法は商業主義との批判もあるでしょうが、
プロモーションの手法として見事といえば見事です。
案の定、うちのむすこも大いに影響を受けて(笑)、
当時は次から次へと発売されるフルーツパーツを集めていたのでした。

ちなみに、この見事なプロモーション連動が一瞬崩れた(?)のを見たことがあります。
確かメロンライダーが新登場したときだったと思いますが、
なんと本編で彼が登場する前に、CMに彼が登場してしまったのです!

いやいや、メロン先輩!!まだ出番前ですよー!!

他人事ながら、これがもし意図しない放送事故だったら、
制作関係者、広告代理店、スポンサー等のみなさんの血の気が引くのでは?と
日曜日の朝から心中穏やかではありませんでした。

新キャラであるメロンライダーの登場が番組後半だったので、
多少フライングしても中間のCMに差し込んだ英断だったのか、
あるいは単なる事故だったのか、部外者のわたしには今も謎ですが、
一年間見ていてドキドキしたのがこの一回というのは、
いずれにせよほぼ盤石のオペレーション。
やはり、すごいのです。

それにしても、プロモーションに影響されお年玉でフルーツパーツを買い揃える姿は
しっかりしているとは言え、むすこもまだまだ子供。
変身ベルトを付けて真冬に外出したら、ベルトが邪魔でコートの前が締められず
寒くてぐずってしまうほど、まだまだ子供なのです。
大量消費時代、次から次へと使い捨てる時代は終焉した、なんて思うこともありますが、
ヒーローと偉大なるコンテンツの前では、
未だに「大量生産+大型プロモーション=大量消費」の方程式が生きているのだなあと
CMを見るたびに感じていたものです。

しかし、それからしばらくして、わたしの予想を大きく上回る出来事がありました。
最近の子供はやはり昭和生まれとは違う、と思った出来事。
果たしてむすこが取った行動とは?
乞うご期待。次回に続きます!!

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