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パパ役員が語る 子育て経営学のすすめ

子育てと仕事の両立に走り回っているのは、ママばかりではありません。
パパたちも、ヨチヨチ歩きのベンチャーとヨチヨチ歩きの子供たちを相手に奮闘しています。
ベンチャー役員、そしてパパである戌亥がリアルな日常とそこからの学びを紹介。
涙あり(?)、笑いあり(!)の火曜日定期連載です。

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第11回 パパ役員が語る 子育て経営学のすすめ

技術革新

2016.02.02

こんにちは。マザーハウスのパパ役員戌亥です。

先日、むすこがちょっとだけ汚れたズボンを洗うと言い出しました。
ママは「そんなちょっとの汚れで洗うの?洗濯物が増えるでしょ!」と。
わたしも少しは家事をする身になったのでママの言うことはよくわかります。
ちょっと汚れたくらいでいちいち洗わないで!せこいですが本音です。

しかし、意外に神経質なむすこも頑として譲らず一悶着。硬直状態です。
この騒動を収めるため、わたしが一案考えました。

ねえ、そのズボン自分で洗ってみなよ。

そう言うと、むすこはコロっと態度を変え「どうやるの?」と興味津々。
いつもは洗濯機に放り込んでいるだけなので、
むすこは”手洗い”なるものを見たことがなかったのです。
早速ミニイベントの開始です。

はい。まずは洗面台にお湯を溜めて。
そう。次にズボンを入れて。
そうそう。次は気になる汚れをゴシゴシして。

ちょっとしたことでも、初めてのむすこには新鮮な感覚。
楽しみながら、洗い、すすぎ、お絞りまでできました。
(まだ力がないので絞り切れずボトボトでしたが笑)

なかなかの達成感で満足気なむすこに向かって話します。

昔、洗濯機がなかったときは全部こうやって人が手洗いしてたんだよ。
大変だっただろうねえ。すごいねえ。

実際、わたしもこんな機会がない限り手洗いなんてしません。
今こうして楽ができるのは、
全自動洗濯機を考えてくださった諸先輩方のお陰。
日々色んな技術の恩恵を受けてるなあと
感慨に耽るわたしにむすこが続けます。

「パパが子供のとき洗濯機はあった?」

「あー、うん。さすがにあったなあ。
でも、ばあばが小さいときにはなかったんじゃないかなあ。」

「じゃあ、冷蔵庫はあった?」

「冷蔵庫は洗濯機よりも前にあったんじゃないかな。多分。」

「右からも左からも開くやつ?」

「えっ??それはちょっと(汗)いつからかな??」
でも、なぜそこに着目?ピンポイントで。
右からも左からも開くのかずっと不思議だったのかなあ?

「じゃあ、空飛ぶ車は?」

えっ??それは今もないよ。むすこ。
子供らしくドラえもん的な夢の話をしているのか?
米トヨタ特許出願のような実用的な話をしているのか?
真意は未だに不明。

でも、いずれにしても、むすこが大人になるときには、
空飛ぶ車もできてるかもしれないなあ、と思ったのでした。
世の中の発展スピードを考えたら、可能性は十分ありますよね。
そのときはどんな社会になってるんでしょうか?この子たちが大きくなるころ。
ドローンのみならず、官邸近くの空飛ぶ車も禁止されているかも(笑)。

技術も子供も可能性は無限大。
今はできなくても、いつかできることもある。
技術も子供も夢を持って大きく育てたい。

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戌亥一幸(マザーハウス常務執行役員)
1975年奈良県生まれ。大学卒業後、大手アパレルメーカー勤務。
2010年、マザーハウスに転職し、商品戦略担当に。2013年より、現職。
2015年に女児が産まれ、現在、一男一女の父。
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