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MOTHERHOUSE MAGAZINE
山口絵理子の日々思うこと。

GIFT

2016.08.22

夏のイベントが終わりました。

ブログなので個人的なことを少し。

私は昨日35歳を迎えました。

関東、関西あわせて800名近いお客様の顔を見ながら、
そしてこの10年間のマザーハウスの歩みの中で
出会った3カ国の職人たちの顔を見ながら
過ごせたこと、生涯で最高の出来事でした。

3countries
(左から、インドネシア、ネパール、バングラデシュ、私、バングラデシュ、インドネシア)

本当に本当に本当に、「嬉しい」の一言です。

なんて言葉にしたらいいのか、わからないくらい。

なんだか5年後、10年後くらい先までの幸せを
一気に感じてしまったんじゃないかって
思えるほどでした。

クロージングパーティーでは、なんとお客様からの
サプライズ企画として、お客さんが集まって書いてくれた
寄せ書きと、私たちの商品をもったお客様のアルバム集が。。。
yosegaki

(こんなことって起こるんだろうか・・・・。)

しばらく呆然としてしまって、
それからはステージの上で号泣してしまいました・・・・涙。

そして今回のイベントでは、バングラの職人モルシェドと一緒に
お客さんの前で、バッグを作る実演をしました。

関東、関西あわせて6回も、
30分でバッグを作る実演をしたんです。

最初は手が震えた。

最後は手がパンパンだった。

でも、終わりたくない気持ちがした。

型紙の向こう側にお客さんの顔が見えて、
隣には尊敬するベンガル人の職人がいて、
こんな不思議で幸せな光景、この世の中に存在しないよ絶対って
思いながら、はさみを動かしていた。

一緒に作っていたモルシェドに聞いた。

「モルシェド、どうだった?」

そう聞くと彼は

「普通じゃないよ。これ。」って言った。

色んな意味が含まれたその言葉に、

「うん、そうだね。」ってしみじみとした。

8年間、彼と1000個以上のサンプルを作ってきて
いつも私たちの脳裏にはお客さんの姿があったのに、
今は目の前にいるんだもの。

「少しおかしな気持ちだよね。」
「うん。」彼もそう言った。

お客さんって今まで言ってきたけれど本当にそんな言葉は
絶対当てはまらない。
一緒に、一緒に、歩いてきて、作ってきたマザーハウス。

だから、めちゃくちゃ普通すぎることなんだけれど、
「マザーハウス、頑張ろう」って、
自分のためとか、会社のためとか、そういうことなんだか超越して
そう思った。

それが35歳最初の誓いになりました。

私もこんな年なので、
取材では決まって、プライベートはどうなんですかって
最近は質問される(笑)。

ぶっちゃけると、少し前は少し迷ってた。

でも、私はうじうじ悩みんだ末に、思った。

「1人の短い人生に対して、
見たい世界は広過ぎて、
やりたいことは、大きすぎる。以上だ」って。

走り続けようと思ったし、
走ることが辛くなっても、歩こうって思った。

私にとってお客さんも含めて、
家族であるみんなが一緒なら、
足が痛くても、疲れても、きっと楽しいだろうなあ〜って
思った瞬間が実は最近あった。

そして、何よりみんなで歩く過程で、みんなが自分らしい道を見つけ、
主人公として歩いてくれる姿を後ろからでも横からでも見たいなあって
思う。

そんな感情を経て、私は次の扉を開こうと思った。

Meet the new World。

次なるモノ作りの舞台は、「スリランカ」です。

暗いニュースばかりの世の中だけど、
小さくても、心が温かく、そして震えるような
世界との出会いを届けたい。

追伸:スタッフのみんながMeet the new worldの
ケーキをくれました♪
みんなの力でできた最高のイベント、朝から晩まで、本当に
1人1人が準備し、役割を全うしてくれたこと、心から誇りに思うし、
間違いなく、10年で1番いいイベントだったと私は思っています。

ありがとう。

そしてこれからも一緒に頑張ろう\(^▽^)/
cakesinshop

山口絵理子

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