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MOTHERHOUSE MAGAZINE
山口絵理子の日々思うこと。

私ごとですが。

2016.05.19

私ごとですが、今日は一つ報告があります。

(って書いてみると「きたか!?」と思われそうですが、
最初に言っておきます。
「違います!」あはあは(一人笑い&両親泣き))

実は、国際機関「JICA」さんの外部諮問委員会の
メンバーとしてご指名頂き、
今年から微力ながら毎月一度の委員会に
参加させて頂いております。

ご存知の方も多いかもしれませんが、
私は、学生の時、ワシントンにある国際機関での
アルバイト経験で現場の感覚がもてないことに憤りを
感じ、バングラデシュにいきました。
学生の頃は、勿論国際機関で働けたらって思っていたのですが
4年生の頃にJICAさんも就職で受けてみましたが
書類の時点で落ちました(苦笑)。

そしてマザーハウスっていう正しいか分からないけれど、
少なくとも「自分らしい」取組みだと思える事を
10年続けてきました。

だから、10年目にまさかこんなお話を頂けるなんて
信じられませんでした。

最初、その委員会の指名の依頼をJICAの方が持って
来てくださった時、

「外からの力でJICAという組織の変化に
貢献してくれませんか?」という発言に、
なんだか胸が熱くなりました。

私を選んで頂いた理由は組織の内部の皆さんからの
投票だったということも、今でもとっても
不思議だし、感動する事実でした。

会議では、北岡理事長をはじめ、私の父親くらいの
方たちばかりで、圧倒的に場違いな私です。

そして周りのみなさまは豪華すぎて、「あ、学生の時の
開発経済学の本を書いた方だ!」とか内心興奮している
状態です。。。

最初の回なんて緊張して出して頂いたお弁当を食べることが
できませんでした・・・。

それでも、議長の方が会議が終わって、
「山口さんは国際協力を目指す若者の代表だ。
若い力でどんどん発言してくれ!」と言ってくれました。

マクロで難しいことはちんぷんかんぷんな私ですが、
小さくても自分の目で見た事、感じた事だけを
現場からの発信として伝えていきたい、
それだけは自分の役割ではないか、と思いながら
参加させて頂いています。

一昨日はまさにその会議で、
バングラデシュのサイクロンの支援の時、
たくさんのお米が国際機関から配給されたけれど、
実は現場ではお米を炊くお釜が全くなかったことを
伝えさせてもらいました。

毎回政治や外交の世界のこと、
雑談からでも学びばかりで、
私には「最高の国際協力の授業を受けているみたい・・・。」
って感じます。

インドネシアのジュエリー作りに夢中になった翌日に
委員会に参加すると「あれ、自分は一体何者なんだろう?」って
不思議な感覚だし、モノ作りが第一の私は、今回の
話しを断るんじゃないかって思っていた、と
副社長の山崎は後から私に教えてくれました。

でも悩みに悩んだあげく、散歩しながら考えて、
受けさせて頂こうと思った理由は
ジュエリーだって今回の委員会だって
二つとも、本当に作りたい最上段にあるものは
同じなんじゃないかって思ったんですね、うまく言えないけれど。

こんな素晴らしい機会をこの年で頂けたこと、
絶対に無駄にしないように一生懸命取り組みたいと思います。

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