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MOTHERHOUSE MAGAZINE
山口絵理子の日々思うこと。

インドネシアのモノ作り、始まる

2015.09.04

みなさん

こんにちは。

今日は、一つ、大きなお知らせがあります。

実は、私たちマザーハウスは
10月30日より、「ジュエリー」を始めます。

恐らくほとんどの方が
「どこの国?」と思われると思います。

それはバングラデシュ、ネパールに次ぐ
第三の生産地として私たちが選んだ国
「インドネシア」です。

写真1

この1年、インドネシアの島々で
現場を歩き、素材に触れ、
工房を見て、職人さんと話しをしてきました。

その中で、「これだ!」と思えるものと出会えました。
それは、「線細工」という伝統技術。

太さ0.5mm程度の細いワイヤーで模様を作っていく、
かつての王宮文化で発達した技術です。
王様の冠や髪飾りを「銀線」で作っていました。

ただ、現在では日本はじめ先進国で
売られているほとんどのジュエリーは
鋳造や型押しの技術を用いたもの。

線細工はあまりにも手間がかかり、
大量生産が決してできないため、ヨーロッパでは
幻の技術とさえ言われています。

私たちは、そんな技術を、更に、今までやったことがない
「金」で行おうと考えたのです。
最も輝く金18で。

このコンセプトから全く新しい
「ジュエリー作り」が始まりました。

金24を金18にする、素材配合からモノ作りを
開始したのです。

長い旅路の中で出会った職人さんたちは言いました。

「金は難しい、ロスも大きい。作ったことない。銀なら作れる。」

「やってみよう。この技術は金でやったら更に輝くに違いない。」

私はそう確信していました。

写真3

融点の異なる金と銀。
1年間の開発期間で行われた何度ものトライアルで、
少しずつ金からなる線細工が形をなしてきました。
さらにそこから、サイズを徐々に小さくし、
華奢だけれど存在感があり、立体感を増して、モチーフがもつ
生命力を表現していきます。

線から面に、面から立体へ。
金の糸がつむいでいったのは伝統から現代へ、
そして途上国から先進国への道のり。
最後に、作り手からお客様へその糸をつむぎたい。
途上国から世界に通用するブランドへ。
マザーハウスのジュエリーが10月30日よりはじまります。

これからブログでも少しずつこの1年間の未知との遭遇、
出会い、発見、たくさんのドラマをご紹介していきます。

写真2

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