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MOTHERHOUSE MAGAZINE
山口絵理子の日々思うこと。

新しいマトリ。

2015.10.13

バングラデシュの工場初日です。

皆さん心配かけてすみません。

こちらは通常通り、社用車で移動をして、
安全に気をつけながらいます。

昨日の夜ついたのですが、私はあまり眠れなかったのです。

なぜって「新しい工場、早く見たい。」って
ワクワクしちゃってすっごいソワソワしていたんです。

そうなんです、今月から移転した新しい工場での
モノ作りが始まっています。

夜中に、「これとこれを持って行くでしょう!」と
持って行くものを机に並べてた。

そして今朝は早くから身支度をして、
マトリゴールTシャツを着て、いざ!

「新しい工場、新しい工場!」

でも、、、完成していなかった〜!!!!涙。

さすがバングラ。
外から見ると工事中のまっただ中です。

(あちゃ〜・・・・)と思いながら中へ進むと・・・・。

「わーーー!!!!」

そこには、ピカピカの床と前よりずっと高い天井、
窓が上に並んで空いているのでそこから吹き込む
気持ちいい風、そしてなによりみんなのやる気に満ち満ちた
表情がありました。

「すごーーーい!!!!」

フロアに飛び込むとテーブルリーダーの
ジョシムが自然と私を案内してくれました。

「ここがエッジカラーセクションでね、
ここが乾かすところになったよ。
こっちはトイレだよ!」

普段もくりくりの目なのに、更に目を輝かせて
自分の工場を案内してくれました。

「わーわー!」と感激していると
テーブルで合うスタッフみんなが、まるで自分が
移転をしたかのように
「どうよ!新しい工場はさあ!僕たちがセッティングしたんだよ!」と
とても自慢してくるんです。

かわいいなぁ・・・・。

そしてその後自然とテーブルを囲んでの近況報告が
始まりました。

newmatrigathering

「大変だった?移転は。」
「みんなで色々やりくりしたよ。まだ2階ができていないから
スペースを効率的にしなきゃいけないからさ。」
「本当だよね、これ頭使った配置だなあーって感じたよ。」
「でしょう!」とみんなニッコリ。

「マダムはどうだった?」
「あ、私たちはみんなのおかげで香港にお店を出したよ!」
「知ってるよ!モインさんが報告してくれたんだ!」
「香港ってみんなどんなイメージ?」
「うーん、香港も台湾も韓国も日本もあんまり差が分からないやー。」
「あはあは、そうかあ!」
「どんな商品が人気だった?!」
さすがみんなはやっぱり商品が気になります。

「1番最初に売れたのはなんでしょ〜!?」
「ヨゾラ!ザダントート!」とかみんな思い思いの発言。
「ちがいますー。ニンプスショルダー!!!そして
花びらバックパック!」
「わーー!カジュアルなんだね香港は!」

となんだか察しのいい発言!

楽しくワイワイやっていたのですが、恐れていた
発言が。。。。

「ねえ、次は次はどこの国なのマダム!!」と
再び5、6人が目を爛々に輝かせて私に質問するんです。

(う・・・・・。今ようやく、オープンしたばかりなのに・・・涙。

少しは落ち着きたいのに・・・。

そんなにプッシュしないでくれよ。)

と正直最初は思ったのです。

でも、私はこの子達の顔を見ると、絶対に口が割けても
そんなこと言えないんです。

少しだけ考えて、

「シンガポールがいいかな?バンコクがいいかな?
みんなはどう思う??」

とまたワイワイ話しました。

これが現場の現実です。

今、私の夢よりも大きい夢を見ているみんなが
いる。

そしてその数はいつの間にか、こんなに。
(この写真はみんなで香港のオープンをお祝いしている瞬間。)

newmatri

みんなの夢を私は追いかけている感じなんです。

世間では、リーダーシップ=先導するというイメージが
ありますが、その意味で私にはリーダーシップは全くなし。

むしろ今日みたいに
頑張っても頑張っても、みんなの夢は無尽蔵に大きくなるから、
本当にエンドレスだなあーって思わされる。

あんなにピュアな目で夢を言い合う人たちに
囲まれたら誰だって前に進みたいと思う。

多分それが、私がバングラデシュに感じている最大の
魅力なんだとも思う。

夢なんてどこから生まれてもいいし、
にょきにょき芽が出て、そこら中に花が咲いたら
すごくきれい。

新しい工場をいっぱいの花で埋め尽くしていきたい。
flower

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