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山口絵理子の日々思うこと。

41歳。

2022.08.21

今日41歳になった。

なかなかこんな年齢になると、こんな風に数字を出す女性はいないのかしら?笑。そろそろやめた方がいいのかな。わからん笑。

まあ、でも、毎年なんらかの自分への記録をnoteに書いていてその習慣は好きなんで今年も。駆け抜けた40歳という1年間。

旦那に「40歳の目標って私、何て言っていたかな?」って昨夜聞いたら
「“自分の世界観を確立したいな”って言っていたよ」とすぐに教えてくれた。

「その目標なら、まじ100点だな、私」って言った。

40歳の誕生日の当時は、自分自身の名前“ERIKO YAMAGUCHI”が冠になったラインを発表するなんて思ってもいなかった。そんな私からすると(他の人から見たらどうかは全く知らないけれど)今日の時点の自分は予想を超える到達点だった。

「よくやったな。」

家族で箱根に遊びに行き、温泉に浸かりながらそう思った。

起業して16年、私はあんまりそう思えることがなかった。

今回スタートを切っただけなのになぜそう思えるかというと、自分自身の心持ち、見えている景色が本当にものすごく変わったから。

自分にしかわからない変化なんだけど、40歳という1年は1歳の娘と過ごしながら自分を模索していった。その旅路は発見と実験の繰り返しだった。
服、鞄、ジュエリー、時には絵画や陶芸や、とにかく世の中に出すとか出さないとか関係なく、手を動かし、作りながら、「新しい何か」と「自分の内にすでにあるもの」との接点を模索していた。それを見つけたと思ったら、「違うよ」ってまた否定して、新しい自分に出会う、いたちごっこをしながら、それがまた楽しくて、辛くて、どんどん前に進んでいった。
時々、私の100倍の速さで成長する娘からパワーと刺激をもらいながら。

私が尊敬する偉人たちは、なぜか40歳をターニングポイントにして新しい人生の章を作っていった。だから私もこれまで度々、「私も40歳になったら、起業して15年だ。きっと何か違う景色や感覚にたどり着いていたらいいな。」って漠然とは思っていた。

だけどそれが、まさか自分の名前が看板になるお店が銀座にできることなんて思いもしなかった。オープニングにはVOUGEさんはじめ、多くの方々が見にきてくれるそうだ。8月3日から予約をスタートしており1ヶ月も経っていないが、正直身震いする反響をもらっている。今まで出会ったことのなかったお客様がお一人で10点以上も予約してくれたりしている。

ニューヨークのファッション業界の方から「正直にどう思う?」とルックの写真を送った数分後にこんな返事がきた。

「Congratulations on the launch,. I think the collection looks modern and fresh with an edge. The collection is very well rounded and diverse and offers clients many options.
The overall branding is cool and will appeal to a diverse range of clientele. I see nothing but success for you. 」

誰かの評価のためにやっているわけじゃないが、どうせやるなら世界を見据えて、私はやるし、必死に私のスピードに食らいついて、私のちゃぶ台返しに耐えつつ笑顔を忘れず伴走をしてくれている各国の仲間にもやっぱり面白い景色を見せてあげたいって思うんだよね。

そんな覚悟を持って41歳はスタートした。何が起こるかわからない。悲観と閉塞感を壊していくのは自分自身だし、誰かの可能性を信じたいとか綺麗事いうなら、自分が最も高い壁を超えて行けって私は41歳の自分に言った。

静かに、淡々と、すごく面白い旅路が始まっている。

また来年の誕生日はなんて言っているか、とても楽しみな自分がいる。

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