MOTHERHOUSE

MOTHERHOUSE MAGAZINE
山口絵理子の日々思うこと。

サードウェイ

2019.07.12

みなさんへ

今日はお知らせがあります。

私の5冊目となる本が来月発売されます。
タイトルは「サードウェイ」です。

この本は、はじめての私の哲学や思考を文字にした本です。
自分思考がエッセイだったのですが、これはどちらかというとビジネス書に近い
本になりました。

でもそれにはやっぱり意図があって、実践的な哲学書にこの本はしたかったんです。

哲学や思考法って使わないと意味がなくて、落とし込んでみてはじめて
理解できる文脈も多いと思ったからです。

ただ、難しかったのは、堅苦しい本にしたくなかったこと。

自分らしい、エッセイ風な語り口調にも気を配りながら、何度も書き直し、
「ものづくりと似てますねー」っていう言葉がなんども
この本の会議で繰り返されました。

本当にそう。

書いてみて、なんか違う。

また書いてみたら、書き足したくなり、
書いたら、新しい章が書きたくなり、
前の章がいつの間にか姿を消し、
どんどん、変化し成長していく「本」というオブジェ。

私は、これまで一人で格闘してきた文章を、誰かと共有し、
誰かの言葉の方が、自分の言葉よりも自分の思いを伝えてくれるんだ、という
衝撃的な、感動を味わいました。

「サードウェイ」は、今まで対立してきた事柄に妥協や中間地点を探るという
行為ではなく、それらを掛け算して上昇していく、という考えです。

大量生産ばかりの国や、伝統的な手仕事しか残っていない国と向き合って、
その二項対立に悩んだ時から、このような思想が生まれました。

どっちもいい部分はあるのになあ・・・。

そんな具体的なエピソードから、私たちの工場がほぼ手作りなのに
どうやって効率的に運営されているかなども、少し触れました。

中間ではなく、よい部分を取っていこう、
それは、これまで批判していた物事をポジティブに見る目がベースになります。

だから私自身もそれがしみついていると思う。
いい部分を見つけたい。国も。人も。

日常で、何かと何かのはざまで苦しんでいる人や、どっちかを優先しなければ
ならないことに悩んでいる方にとって、少しでもお役に立つことができたら嬉しいです。

発売は8月2日あたりを目指しています!
六本木のアカデミーヒルズでイベントも行いますのでご都合つく方は是非🎵

イベント情報はこちらから。
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写真は、共にサードウェイを作り上げてくれた仲間たち!

今回の本を私以上に、熱をもち、
育ててくれたハフポストの竹下編集長。

今回はすばらしいライターさんと出会えました。
宮本さんといいます。一番左。
誰よりもサードウェイです笑。
宮本さんが柔らかく、読みやすい文体にしてくれてます。

更に出版社としてディスカバー21から大竹さん。一番右。
表紙、タイトル、フォント、販促、大竹さんが、
わたしの撒き散らした種を育ててくれました。

今まで本は一人で黙々と、向き合ってきたから、
チームで作ってみるという、新しい方法もまた、すっごく刺激でした。
プロセスからオリジナリティが生まれる。

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