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MOTHERHOUSE MAGAZINE
山口絵理子の日々思うこと。

カトマンズと田口。

2018.04.07

今からカトマンズの空港に向かい、コルカタに向かいます。

カトマンズでは、久々にカントリーマネージャーのたぐっちゃんこと田口がいなくて
1人ぼっちだったので、ネパールの(忘れていた)大変さが、身にしみて
分かりました。

特に今回は、AWシーズンに備えて新しい商品も投入しようとしているため
新しい工場や、新しいサンプル作成が多くて、
3階建ての工場の階段をのぼったり降りたり、本当にいい運動になりました。。。

inspection2

忘れていたネパール語も少しずつ思い出してきて、
フロアのみんなと仕上げていったのですが、
「田口はいつくるんだい?」とみんなとても慕っているのです。
「彼女には、本当に多くのことを教わった。品質基準だけじゃない。
仕事に対する姿勢について。」と
語ってくれたのは、スニタというマネージャーの女性です。

私はそんな彼女の表情を見ながら、
蓄積の力、絶え間ない田口の関係性構築の努力を心から感じて、
泣きそうになりました。

もともと日本の品質基準からほど遠いこの国で、
目線合わせからはじまり、納期に関してももうカレンダーが
違うんじゃないかと思うようなこの国で、しっかりと
約束を守ることを現地にしみ込ませていった、田口の
粘り強さと、現地を思う力は、私の中では多くの人が持っていない
資質だと感じる。
内輪をほめるのは、よくないけれど、カトマンズにいて
私は毎日、彼女が現地で作ってきたものの大きさや温かさを
感じたから、書いている。

パン好きな田口ちひろ。(時々はなれにシフトインしています笑。)
田口

一方で私は、ネパールのみんなにとっては遠い存在。
多分、誰なのかもまた分かっていない。
いきなり突撃してきて、
むちゃなサンプルの数と修正の依頼のみを毎日へたくそなネパール語で
いいまくるため、

「田口はいいけど、この子は・・・」と
陰口をいわれているのを不幸にも何度も耳にしました。

その度に、
「いいから早くやってよ。」とネパール語で言ってやりましたが
比較されるのは本当に辛かった。

でも最終日の今日は、最高にいいものができた。

「え、いいじゃん?」と私が言うと、
「山ほどのオーダーを待っています。」とジロリと睨まれ、言われました。
「まあ頑張るよ。」と私がけんか腰にいったら
彼らは少し心を開いたようで
「ねえねえ、あんたさ、バングラにいるんでしょう?そこには
工場があるわけでしょう?」
「そうだよ。230人もいるんだぜ。」
「あんな渋滞も人もぎゅうぎゅうなところに本当によく住めるよね。」
と言われて
「ネパールだって渋滞ひどいじゃんか。」
「でも長いビーチがあるでしょう?バングラにはさあー」
「ああ、よく知ってるねえ!コックスバザールだよ。」
「そうそう!あれはテレビで見たのさ。あれはすごいよね。」
とやや上から目線な会話が続き
最終的には、再び
「でさ、田口はいつ戻るの?」と・・・・苦笑。

マザーハウスは生産地、販売地の各地でこんな風に現地の人々の心をつかみ、
MHの輪を強く大きくできるようなマネージャーを募集しています!!!笑。
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そして、田口のブログはこちらから。

では、コルカタでは超重要課題が山積で、再び行きたくないモードの私ですが、
それでもやっぱり、ミッションがあるし、やりたいことはやり抜きたい。

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