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MOTHERHOUSE MAGAZINE
山口絵理子の日々思うこと。

ランチ時間に思うこと。

2018.03.26

猛暑なのに、気持ちは真冬。

Awシーズンの開発が大詰めなり。

でもね、工場はそれどころじゃないんだ。

29日に、年に1度のピクニックがあるからって、
もういたるところでその話題ばかり。

「時間がないんだ!いつまでレクリエーションの内容を話しているんだ!
いいもの作らなければピクニックなんて生まれないんだ!!!!」と
さっき、私は久しぶりにキレてしまったのです。

でもキレてる内容がなんだかちょっと後から笑えてきて、
ふと、「平和な工場やな〜」と思ったわけです。

私のキレ方を見て、雑談がストップ。

ぴしゃりと背筋を伸ばしてみんな作業を続けた。

「まったく、やればできるのにすぐ楽しい方にいくんだから!!」

と私は不満をぶちまけていた。

だって、生産が逼迫しているのに、
何時間もクイズはなんだ、ダンスはなんだ、と大の大人の
30歳すぎのベンガル人が何十人も集まって言っているんですよ!怒。

最初の30分は「みんなが楽しそうで本当によかった」と思っていたのですが、
そこから徐々に私は、みんなの笑い声がでかすぎ&自分のサンプルが
鬼気迫る勢いだったので、血圧があがっていったわけです。

全く。

で、ランチ時間、工場内ではじめて、椅子に座り考える。

人間って、ほおっておくと楽しい方向に行ってしまう人と、
シリアスな方向に行ってしまう人がいると私は思うんですね。

結構大事な責任があっても、チラチラと面白そうなものが見え隠れすると
進む方向がやや脱線しちゃうタイプ。

結構楽しい仕事でも、まじめに受け取りすぎて、シリアスになり、
課題な責任感で押しつぶされちゃいそうな人。

程度の差は色々あるけれど、
バングラは絶対に前者なのです。

日本という国は、どちらかというと世界的に見ると後者だと
私は感じる。

もっと楽しいはずなのに、もっと幸せなはずなのに、
受け止め方や考え方がものすごく深刻というか、
保守的になりがちな国だと思っている。

個人的に、私は、両国を行き来しながら、この二つのバランスというか
いいところを合わせるにはどうしたものかなあと時々
考えるわけである。

現時点の答えはいたってシンプルで、
まじめに受け止め、楽しくやりきる!!!
(やりきる、ということが大事であり、のりきるではない。)

ピクニック三昧の工場にて。

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