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山口絵理子の日々思うこと。

眼鏡を。

2017.12.17

疲れた・・・・。

夕方になると基本的に頭が動かなくなるくらい、
日本だと絶対にそんなことはないのに、
ここインドでは難しさを感じる日々だ。

戦略もそうだし、素材調達もそうだし、基本的なものづくりの設計もそうだし、
インド人ならではの感覚もそうだし、
全部が「せーの」って言いながら
背中にのっかっている感じだ。

(イメージ的にはスライム君みたいな負担という名のマスコット。)

更に極めつけは本当にまた新しいプロダクトに挑戦しているっていう
無茶すぎるプロジェクト。

この前は山崎に国際電話でキレました。

「無理なんだよ!

やったことないプロダクトを、この期間でこれだけ仕上げろって
一体どうしたらできるんだよ。

頭悪いんじゃないの!?!」と言い放った。

まあ、そもそもやろうと決めたのは私なので
確実に頭が悪いのは私だ。

でも、それくらい、今回のモノ作りは、私には向いていないんじゃないかと
思う作業が多い。

計算機を常に持ち歩いている。

地味に地味に正解に近づいて追い込むような作業が続く。

「はあ。」と時折、私かアビシュかラジュのうち誰かの
ため息が聞こえる静かな工房。

更にほんっとしんどいのは、品質の共有だ。

これだって、私には不向きすぎるのだ。

でもやらなきゃいけない。

日本から経験があるスタッフがチェックしてくれた項目を1つ1つ共有する。

「これ、だめらしい。」

「ここも、このズレは許されないよ。」

「これアウト。」

本来ならばやりたくないこの作業。

ズバズバと指摘の繰り返しで、
2人は言った。

「恐ろしい日本・・・・」

そして「なぜ私はそれに気がつかなかったのか」と聞かれた。

「私はバングラから来たんだ。」

「・・・・・・。」

訳の分からない会話になりつつ
一通りの指摘をアビシェとラジュは聞いた後で、
ラジュが言った。

「・・・・眼鏡を買う必要がある。」

そうきたか!!!!!

新しい、新しすぎる反応だ。
他の国では聞いたことがない。

「いくらでも買ってあげる♡」

私は即答した。

アビシェが大笑いした。

そして、その大笑いで、重たい品質の議論が
なんだか気持ちだけ軽くなった。

指摘事項を壁にはるために、私は最新鋭のプリンターを
購入した。

IMG_8318

一歩一歩、少なくとも後退はしていないだろう。

停滞はしているかもしれないが・・・。

神様、最後まで厳しい2017年をありがとう。

おまけ:インスタのコメントにめっちゃ励まされた今日だった。
改めてありがとう〜。

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