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MOTHERHOUSE MAGAZINE
山口絵理子の日々思うこと。

カトマンズの進化

2017.06.03

本当に久しぶりにカトマンズに来た。

街は相変わらず変化はなく、震災の傷跡も
まだまだ残っている。

ずっと私たちのストールを作ってくれている工場に
空港から直接向かった。

そこは前よりもっと活気に満ちていた。

この工場は、若い男性3人が一緒になって立ち上げた。
シブさん、ハリさん、シューマンさんという3人組だ。

私はこのトリオにものすごい可能性を感じている。

なぜならネパールで、3人で0から工場を立ち上げて、
8年も継続して工場を少しずつ大きくして、
何よりも、非常に付加価値の高いモノ作りを
している。

シブさんは生産全般やスタッフみんなの管理、
ハリさんは染色や織りの専門、
シューマンさんは営業や財務もこなすトップリーダー。

はじめてこの3人を見た時に、
組み合わせが素晴らし過ぎて、3人の関係が壊れない限り、
失敗する要素はないなって思った。

事実、こんなにハンディの多い国、ネパールで年々生産量を増やし、
ビジネスが拡大規模にある自体が本当に奇跡だと思う。

私はできなかったことを同じくらいの年の人たちが
やっているんだもん。

尊敬の気持ちしかない。

だから、私たちもオーダーを続けてもう5年以上になる。

一緒に、成長する喜びを共有させてもらってきた。

そんな工場がなんと、ついに新しい工場に拡大移転することを決め、
土地を買った。

「どれだけリスクとってるの。。。本当に素晴らしい勇気だね。」と
シューマンさんに言うと、
「ありがとう。ローン組まないといけないからね、ネパールは12%なんだ。
ボクたちネパール人にとっては本当に高いよ。参った参った!
でもここへきたら今までの130%くらいは生産量は増える見込みだ。
何よりも森が近くにあってみんなにとっても最高だと思う」といって
最高の笑顔を見せてくれた。

これほどまでに爽やかで前向きな人たちに出会えたことに
心から感謝したい。

そして3人のタッグがどうか一生続きますように、
本当に美しい友情だと感じるから。

工場が移転したら、絶対にお祝いに来たい。

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