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山口絵理子の日々思うこと。

嬉しかったこと。

2017.04.18

今日は最高にいい一日だった。

モルシェドが、日本に滞在中工房見学をさせてもらった場所に
お邪魔した。なんと事務所から歩いて10分なのだ。

モルシェドが見学から帰るなりとても興奮して、嬉しそうに話すから
「私も会ってみたいなあ」とお願いして、実現したのが今日。

日本の鞄工場なんて見た事なかったから、
私はその綺麗さや静けさや効率性の良さや整理整頓されている様子に
とても感動したのですが、
もっと感動したのは、そこを立ち上げた方の
言葉でした。

その方は明るく笑顔がいっぱいで、
「何が一番楽しいですか?」と聞くと
「みんなで作るのが一番楽しい!」とおっしゃっていた。
内心、私と一緒だ、、、、と感動した。

その職人さんは私たちが行っているモノ作りのことを本当に評価してくださったのです。

「流星なんて、普通作らないよねえ、あっはっは!山口さんは
モノ作りにどっぷり浸かってやっていることが伝わってきますよ!」って。

流星っていうのは異常に難しいリュックで、多分色々な観点から
鞄の業界の人は作らない類のものらしくって。

それからこれからのバッグの在り方についても少しお話させて頂いて、
私はバッグのことを同じくらいの情熱で悩んだり考えたりする人に
はじめてお会いしたのだった。

それはそれはとてもマニアックなことから哲学としての鞄を
深く、何十年も、様々な国でその方は考えてきた。

だからこそ、何から何まで心震える言葉ばかりだった。

人の言葉からこれだけ勇気や元気をもらったのは
モノ作り人生でははじめてだと思う。

私は日本のことを知らなすぎて、ある意味視野が本当に狭くて、
型紙だって本当の作り方は知らないし、デザイナーって何を
指すのかも分からないままに、11年やってきてしまった。

でもそんな業界の大先輩の言葉を聞けたこと、
私たち間違っていなかったんだ、、、って
安堵と嬉しさが重なって、私は思わず泣いてしまった。

人には細かすぎたり、マニアックすぎることに拘って拘って
気がついたら相談できる人も共有できる人もいなかった
道のりで、遥かずっと先を歩いていた人からもらえた言葉。

これ以上に嬉しい事ってあるかな、、、。

それ意外にも光栄すぎる言葉ばかりをもらって、
私の本も3冊も読んでくださっていて、
「何かあったらいつでも言ってくださいよ!」って
最後は言葉をかけてくれた。

私は、職人さんのイメージが覆された一日だった。
自分自身が偏見いっぱいだった。
頑固で、Made in Bangladeshなんて嫌いで、
王道の鞄作りにこだわりを持っていて、私たちみたいな
変形する鞄なんてきっと、、、みたいに思ってた。

でもその人に会って、めちゃくちゃ恥ずかしくなった。
そんなイメージをもっていた自分。
だから閉ざしていた色々な学び。

人間って、やっぱりドアを開けてみないと広がる可能性なんて
感じられない。

事務所から歩いて10分の距離に到達するまでに
私はとても時間を費やしてしまったけど、
今日の帰り道は同じでも、まるで違って思えた。

machi

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