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MOTHERHOUSE MAGAZINE
山口絵理子の日々思うこと。

男性のジュエリー。

2017.02.05

昨日は、再びスリランカの採掘場へ行った。

最近いろんな国の採掘場に行きまくって、
採掘場マニアになりそうです。

私の中で魅力的だと思うのは、
ワイルドおじさんが常にそこにはいるのだけれど、
でてくる石たちは超きれいっていう
このギャップ。

つける人と生産現場にいる人のギャップが
一番多きのが原石だろうなって思う。

確かに、革とかもワイルドおじさんだけど
さすがにガンガン日焼けして土壌を掘っている
スリランカ人と、繊細なジュエリーを好きな女性というのは
距離がある。

でも昨日、実ははじめて作ったメンズのジュエリーが
発売になりました。
私にとっては、ものすごく新しい開発だった。

こちらは、インドネシアで制作したのですが、
かねてから、MHのジュエリーの職人さんって
みんな男性だから、いつか力強さみたいな部分も
表現してみたいって思っていたのでした。

それと、ジュエリー本店ができて
男性のお客さんが「いい感じのメンズのタイピンとかって
本当にないんだよねえ。できたら教えてよ〜。」って
言ってくださる声を聞いて、本気で頑張りたいっておもった。
それが、ようやく完成した。

メンズのジュエリーを自分がやるようになるとは
思ってもいなかったけれど、作りながら
シルバーの線を0.1ミリ、0.2ミリって少しずつ太く
しながら実験をしていて、繊細な線細工が
男らしくなっていく変化を実感。

そして今回はジャケットにつけるピンなんだけれど
胸元につけて、「意志がある感じ」を
大事にしたいって思った。

そのために、サイズ感とか、着用感ってめちゃくちゃ大事で、
ジョグジャカルタのデパートにいって
メンズジャケットを買いに行きました(笑)。

「ジョグジャのアパレルの縫製はやっぱり荒いなぁ・・・・。」
という新たな発見があったりしました(笑)。

ジャケットに合わせて、いやらしくないシルバー925の光と、
少し太い線細工のもつ独特な主張が重なり合って、
オリジナルなものが作れたかなって思っています。
主張しすぎないけど、しっかりと”根っこがある信念”をもった
スタイルを提案できるように考えてきました。

メンズタイニーピンはこちら。

kurumimen

victorymen

kaidan

sanren

menspin

最後、わざとくろーい感じで表面加工をするか
迷ったのですが、なんか個人的に清潔感がある方がいいなあ、、、と
思ってやめました。

新しい学び山盛りだった今回の新作、是非見てみてください。

いつかカフスとかも作りたい・・・。

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