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MOTHERHOUSE MAGAZINE
山口絵理子の日々思うこと。

水の上。

2017.01.16

今朝はカリマンタン島という、「ボルネオ島」で4時に起きた。

私はここで、ジュエリーに使える素材を探求している。

そして4時に起きた理由は、水上マーケットを見てみたかったためだ。

朝がつらいけれど、水の上の市場ってどんなのだろう???って
タイなどでは経験したことがあるけれど、ボルネオ島のそれは・・・
かなり期待が高かった。

少しずつ昇る太陽を船から見ながら色んなことを考えた。

「なんてすばらしい人生なんだろうなあ。ここにいて、
未知の土地で宝探しみたいなことをして、そしてそれが
ジュエリーとなってお客さんに届く、、、全然想像もしていなかったなあ・・・・。
神様ありがとう・・・。」

って私は何度も思った。

suijou

一時間船で走ると、1人、また1人と小さな船にのった
おばさんが果物を売り始めた。

そして30分もすると目の前は船でいっぱいに。

中にはコーヒーまで売っている人もいる。

私は興奮して、おばさんの船に乗せてもらって、バナナを食べた。

最高に美味しかった。

しかし帰りの船旅では、また別のことを考えた。

「ここに住んでいる人たちは幸せなのかなあ・・・」

ここでは、土地のほとんどが非常に低い場所にあるため、
水上集落がある。

漁業を糧とする民族が海沿いに高く柱を立て、その上に家を作ったのが、
水上集落の始まり。
風が通るため熱帯でも涼しく、軒下に泊めた船に乗って家からそのまま
漁に出ることもできる。集落には商店もあるし、電気も使用できるという。

個々の家は渡り廊下のような木の橋で繋がり、集落の人々はそこを自由に行き来する。

それは、とても自由そうで、貧しいイメージはない。
実際とても明るいおばさんたちも水上集落で暮らしている。

ただ、行き帰りで見た家々では、軒から川に足を出して
勿論体も洗うし、水はものすごく濁っている。

衛生上、決していいとは言えない。

政府は衛生上、上下水道完備の住居への
移動を推奨はしている。

「この場所に住む人はやっぱり貧しい人たちなのだろうか。」

そう質問をしたら「貧しいというより、衛生とかの知識がない人たちだとは
思う。」という現地に住む人が教えてくれた。

なんて的確な答えだろうと思った。

貧しいって経済的なことをすぐイメージしちゃうけれど、
それは知識の豊かさとかなり密接に関わっている。

経済的には問題がなくても、生きる上で大事な
知識の欠落は、人生を貧しくさせてしまう。

特に身を守る上で根幹をなす衛生面での
知識が乏しいことは否めず、そう思うと、
やっぱり教育って大事だなあ、と色んなことを考えてしまった。

ここカリマンタン島での宝探しの旅はクーリエさんで
連載していこうと思いますのでそちらを見てください。
(アップしたらお知らせしますー)

そして水上からの動画はこちら。
https://www.instagram.com/eriko.mh/

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