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マザーハウスカレッジ ~ゲストトークから~

マザーハウス副社長の山崎大祐が「Warm Heart, Cool Head(熱い情熱と冷静な思考)」を合言葉に開催しているマザーハウスカレッジ。開催は50回を超え、延べ2000人を超えるお客様にご参加いただいています。
本連載では、山崎大祐がカレッジで行われたゲストトークを中心にまとめ、明日の挑戦へのヒントになるような視点をご提供します。

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第1回 マザーハウスカレッジ ~ゲストトークから~

マザーハウスカレッジで伝えたい「Warm Heart, Cool Head」

2016.05.20

WRITTEN BY

山崎大祐 マザーハウス副社長

「Warm Heart, Cool Head (熱い情熱と冷静な思考)」

そんな理念をもとに続けてきたマザーハウスカレッジ。
新しい形式になってから2年以上経ち、
30人以上のゲストの方をお呼びして議論を重ねてきました。

マガジンリニューアルに合わせて、
マザーハウスカレッジの対談を要約した連載をはじめます。
個人的には議論の場をリアルに共有する臨場感は大好きですが、
ゲストの方々の言葉や参加者の皆さんの鋭い突っ込みなど本当に素晴らしいものばかりで、
独り占めしておくのはもったいない、といつも思っていました。
ということで、そんな対談の一部をこの連載で伝えていくことにしました。

そんな対談連載を始める前に、
何回か、過去のマザーハウスカレッジからの学びを共有させてもらおうと思います。

もともと、カレッジの理念で使っている言葉は
高名な経済学者マーシャルの「Cool Head, but Warm Heart」が元になっています。
元々は教え子たちに、ロンドンのスラム街の様子を見せ、
勉強ばかりせずに、貧しい人たちのために学問を使う温かい心を持ちなさい、
ということを伝えるために発した言葉です。

マーシャルのこの言葉、本当に魂がこもっています。
そして私はこの尊敬する言葉をあえて、語順を変えて使っています。

「Warm Heart, Cool Head (熱い情熱と冷静な思考)」

情熱を見つけ、そしてそれを形にするための冷静な思考を持つこと。
これはすべての挑戦に言えることではないかと思います。
そして今、社会に必要なことは新しい変革を作り出していく挑戦。
私も含め、皆で「Warm Heart, Cool Head」を高めることで、
そんな挑戦を一つでも多く生み出せたら、そう思ってカレッジを始めたのです。

そこでゲストとして来ていただいているのが、
この2つを両立しながら社会を変革していくために挑戦を続けている挑戦者の方々です。
過去に多くのゲストの方々に、思いや考え、人生まで、正直に語っていただき、
それに対して参加者の方々がたくさんの質問や意見をぶつけることで、
熱い学びの場を作ってきました。

マザーハウスカレッジの一つの特徴が、
人生のTurning Point についてゲスト自ら描いてもらった「人生曲線」。
多くのゲストの方々の人生曲線は山あり谷ありのジェットコースターです。
迷いの時期や人生最大の挫折、問題意識への気付きなど、
赤裸々に描かれています。

そんな人生曲線から私たちが得られるのは、成功者と呼ばれる人たちにも
必ず苦しみの時期や迷いの時期があったということ。
そして、挑戦への種の見つけ方は、人それぞれで全く異なるということ。

「やりたいことを見つけなさい。」という言葉がよく聞かれますが、
本気で挑戦したいと思えることが見つかるのも、早い人もいれば、遅い人もいる、
ふとしたきっかけで見つかる人もいれば、深く悩んだ先にある人もいる。
なるほど、色々な人生曲線から、挑戦の種に至るまでの多様性を学んできました。

そして、「Cool Head」。
「Warm Heart」をカタチにしたい、そんな強い気持ちをもとに、
その気持ちを結果に結びつけるために持ってきた戦略性と思考。
問題意識があるからこその、合理的なアクションやモノの見方も、
たくさんの学びにつながりました。

主宰としてカレッジを開いてきた身としては、
参加者の皆さんの明日の挑戦に繋がったらと願いつつやってきましたが、
誰よりもエネルギーをもらっているのは、いつも私かなと思っています。

これからも、皆さんと一緒に
「Warm Heart, Cool Head」を高めるべく、
マザーハウスカレッジを続けていきます。

次回の連載では、ゲストの方々から学んだ「志の原点」について書きたいと思います。

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