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モノづくりの現場からお届けする生産者便り

インド・ネパールの担当として、1年の半分以上を現地で過ごす田口ちひろ。モノづくりを職人たちのすぐそばで見つめているからこそ見える途上国の姿や、途上国駐在における心得・苦難など、リアルな声をお届けします。

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第12回 モノづくりの現場からお届けする生産者便り

ネパールへの手土産

2015.12.30

ナマステー!

ネパールに一か月半ぶりに戻りました。
(もはや、こっちが「戻る」感覚になっております)

いやー、ネパール、
まだ燃料危機が続いています涙。

そして追い打ちをかけるように、
停電時間が、一日あたり11時間に増えていました。

実生活だと、日中は工場を回ったり、
ほとんど朝から外にいるのですが、
家に帰ってから寝るまでのあいだ、全然電気がこないですね。。

そして、夜中の1時とかに目が覚めると、
しっかり電気が来ていることに気が付いて、
いそいそと布団から出て、パソコンや携帯の充電を、
寝ぼけながらにセット(寝る前にすればいいのですが)。

朝、起きるとまた電気ない。チーン。。

という生活を過ごしています。

さすがに何年も同じような状況を経験しているので、
社宅に蓄電器を導入して電球ひとつは停電中もつくため、
真っ暗になることはないのですが、それでも、
仕事の途中でパソコンの充電が切れて強制終了になるのは切ないですね。

さて、12月はネパールから届いたマフラーやストールを、
お店でたくさんのお客様に手に取っていただきました。
本当に、ありがとうございます!

年末にネパールに帰るということで、
「この秋冬も、お疲れさまー!」の、
意味を込めて、今回は生産チームのみんなへ、
日本からちょっとグレードアップした手土産を持って帰ろう。
と、羽田空港の出国ゲートで突如、思い立ちました。

そこで選んだお菓子が、
今までの手土産コレクション(カステラとか、チョコレートとか、おせんべいとか)の
反応に比べて、格段に良かったのですね。

それが、これ。

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ごまたまご。

東京土産コーナーに置いてあるので、
ご存知の方も、いらっしゃるかと思います。

このお菓子は、
中がゴマ餡で、外側がカステラとホワイトチョコレートでコーティングされている、
とてもおいしいお味なのですが、
ネパールのみんなに、大ヒットしました!

みんな口をそろえて「ヨマリみたい!!」と。

そう、実は私もごまたまごを見つけたとき、
「あ、これヨマリだ!!絶対これがいい!」と
確信して、選んだ手土産だったのでした。

そのヨマリが、こちら。

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なんともかわいいかたち。

ネワール族の人たちが食べる、
昔ながらのネパール的なお饅頭で、
ゴマかココナッツのペーストを、米粉でくるんで、蒸かした、
外側がもちもちして中が甘くて、美味しいお菓子です。

中はこんな感じ。

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ネパールのみんなも大好きなヨマリに、
東京土産のごまたまごはきっと近いものがあるはず!(ゴマ餡で、外側が白いところが!!)
と、意気揚々に、空港で購入したのでしたー。

ネパールは、新年は別途4月にあるので、
年の瀬にみんなで1年を振り返る…といった雰囲気は全くなく、
むしろ、来月発売予定のストールの出荷が近いので、
非常にバタバタしておりますが、
私なりに1年の感謝を、みんなにお菓子で伝えられたかな、と、
喜んでごまたまごをパクパク食べる姿を見て、ほっこりしました。

皆さま、今年も1年本当にありがとうございました。

春にネパール大震災が起きてから、
いまだに現地では避難生活を余儀なくされている人もおり、
復興が進んでいない地域も、まだまだあるのが実情ですが、
来年も、私たちにできることを続けながら、
よりよいものづくりを目指して精進していきたいと思います。

2016年も、どうぞよろしくお願いします。

田口ちひろ

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