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モノづくりの現場からお届けする生産者便り

インド・ネパールの担当として、1年の半分以上を現地で過ごす田口ちひろ。モノづくりを職人たちのすぐそばで見つめているからこそ見える途上国の姿や、途上国駐在における心得・苦難など、リアルな声をお届けします。

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第10回 モノづくりの現場からお届けする生産者便り

ふたつの世界

2015.11.26

ナマステ!

日本に帰ってきました、田口です。

東京は一気に寒くなりましたね、
みなさん、風邪などひいていませんか?

こんな寒い日は、ネパールから届いたストールやマフラーが大活躍します♪
首元を温めるだけで、体温は上がりますよ~。

さて、日本に戻ってきて、いま思うこと。

それは、ネパール現地と東京とのギャップがあまりにもありすぎる、
ということ。

日本に帰る前日の、カトマンズ市内では、
調理ガスを求めて並ぶ列が相変わらずあり・・・

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公共バスに乗ろうとしたら、
そもそもバスの本数が激減しており、
大勢の人が路上でバスを待ち、

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やっと来たバスには、
大勢の人が押し寄せ、
勢いに負けてしまった私は全く乗り込めず、
せっかく来たバスを何台も見送り、

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(↑怖くて近づけず。。)

「市内を移動するだけなのに、なんで、こんなに苦労しなくちゃいけないんだ・・・」
と、正直、燃料危機にうんざりしながら、飛行機に乗り込みました。

できれば、もうあんな大変な思いしたくないな。。

と思いながら到着した、羽田空港。

あぁ、電気がまぶしい(ネパールの空港は薄暗かった)。
深夜にも関わらず、バスが利用できて、
もちろん、ガソリンを気にする必要もなく。

実家に帰れば、温かいお風呂でお湯はジャブジャブ出て、
(実はネパールの社宅はなぜかお湯が1週間出ず、ほぼ水の状態でシャワーを浴びていたのでした)
友人に会って、おしゃれなレストランで、美味しいご飯を食べて・・・。

なんだか、「あれは夢だったのかな」と思うぐらい、
東京で生活していると、ネパールで過ごした日々が、
遠い思い出のようになっていくのです。

本当に別世界すぎて・・。

唯一のつながりは、
現地スタッフから毎日くる、サリナからのLINEメッセージです。

   「カトマンズの状況どう?」
サリナ 「同じです、変わらずガソリンもないです」
   「そうか・・・」

日本とネパール、全然別世界なのに、
同じ「いま」という時代を生きている。

なんであんなに何時間も並んで、ガスを待たなければならないのか、
なんで工場は薪で染色しなければならないのか、
なんで子供たちは学校にいけないのか、
わたしはそんな国で、何ができるのだろうか・・・。

東京に戻ってからも、
自分のなかで憤りのような疑問は、増えるばかりです。

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そんな田口は今週末、関西のお店におります!

11月28日(土) 大阪店(12:00~18:00)
11月29日(日) 神戸店(12:00~18:00)
※時間は前後する可能性がある旨、ご了承ください※

皆さまにぴったりのストールをおススメいたします♪
(もちろん、バッグやジュエリーも!)
よろしければ、ぜひお店に遊びにいらしてください。
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