ベビーカーを押してのお買い物など、バッグをベビーカーにかけて歩くときに意外と気になるのがバッグの幅。
容量たっぷりなのに、幅はベビーカーに収まるサイズ。
歩く時の邪魔になりません。
抱っこ紐があると、頻繁に出し入れするお財布やパスケースの出し入れが想像以上に面倒、との声が多くありました。そこで、移動中も貴重品が取り出しやすいように外ポケットと内ポケットを工夫。行方不明になりやすい鍵も片手で届く定位置に。パスケース、携帯はサイドについた外ポケット、お財布は内側の縦長ポケットに入れれば、片手でラクラク出し入れできます。
ポケットがたくさんあると便利そうだけど、入れたいものと微妙にサイズが合わなかったり、赤ちゃんグッズはポーチや袋に入れるから結局使わないとの声が。そこで、あえてポケットは少なめに、その分収納スペースを広くとり、お手持ちのポーチや袋がすっぽり収まるようにしました。
裏地が防水になっている大きめのポケットを付けました。 外出先では汚れた着替えをポイッと入れて、お家ではスナップボタンを取り外して、そのまま洗濯機まで持って行けます。
ジュートに洗い加工を施した、デニムのようなくったりした質感が魅力の「ストーンウォッシュジュート」を使って、男性にも使いやすいデザインに仕上げました。色はダークインディゴとグレーの2色があります。パパと赤ちゃんのおでかけにも使いやすいデザインです。
パパとママ、おでかけの準備を効率よく分担できるようにおでかけに必要な荷物リストをつくりました。月齢に合わせて「3ヶ月〜」「8ヶ月〜」「1歳半〜」の3種類あります。これをベースに赤ちゃんに合わせて書き足せば、パパ、ママどちらがおでかけの準備を担当しても、忘れ物が防止できて安心です。
なくしてしまった場合は、こちらからダウンロードできます。
プリントアウトしてお使い下さい。
このバッグを企画した、マザーハウスのママスタッフからの想いです。
妊娠中は、これから増える家族と過ごす時間がとても楽しみでした。
しかし、子育ては思った以上に大変。お出かけの帰り道は息子を抱っこしながらたくさんの荷物。帰り道が遠く感じ、くじけそうに。
そのイライラの矛先はいつもパパへ。一生懸命なパパにも八つ当たりで、そんな自分が嫌になったり。家族3人の生活は、理想からどんどん離れている気がしてつらかったです。
こんな状況をママバッグで解決したい!「ママの負担を減らし、パパとのコミュニケーションを円滑にする」そんなバッグを目指しました。
妊娠中は楽しみと不安、いろんな感情になっていました。
そして迎えた出産。命の誕生は奇跡の連続で、それまで頭で考えていたことふっとんでしまいました。母になった実感というか…はじめての感覚でした。
そして育児。目の前のわが子はかわいい。…でも寝不足でつらい。
だんだん体が付いてこなくなり、心も折れそうになっていました。
そんなとき、体を動かす教室で仲間に出会い、一緒に汗を流して体力が回復し、悩みを共有したら心もすっきりと晴れていきました。
「家の中にとどまらず、外に出ること」。
このバッグがみなさんの外出のきっかけになれば、こんなにうれしいことはありません!
私がママになった時、たくさんの「はじめて」を体験しました。妊娠時の日々変わっていく体、そして生まれてからも、毎日はじめてづくしで、不安もいっぱい、戸惑いもいっぱいでした。
きっと他の新米ママたちも、そんな経験をするんじゃないかな…。少しでもその気持ちに寄り添えるバッグをつくりたいと思って、取り組みました。
今回はトート型のママバッグ。「これを持っておでかけすれば、大丈夫!」と、ママの背中を優しく押せるようなバッグになればと、心から願っています。
マザーハウスのママスタッフと、働くママを応援する雑誌「ニンプス」の編集部がコラボレーションしてバッグをつくりました。
意見交換からバッグが完成するまでの裏側を、少しだけお見せします。
ニンプス編集部とマザーハウスママスタッフが集まり、どんなママバッグが必要か議論。
小さいお子様をお持ちのママさんに集まっていただき、ママバッグの「あったらいいな」を集めました。
座談会でのリアルな声やアイディアを参考にサンプルを作成しました。
座談会にご参加いただいたママさんに、サンプルをお披露目。 実際のバッグを見ながらさらなる意見をいただきました。
ママさんの「あったらいいな」を詰め込んだトートバッグが完成しました。