人口約2500万人。
「エベレスト」という最大の資源を抱え、
観光立国としてヨーロッパやアジアからのツアー客により経済が支えられているこの国。
高地にあるため空気もきれいで、人もみな笑顔が素敵だ。
しかし、国内が抱える問題は観光客としては見えてこない。
労働問題、マオイスト、一日18時間の停電・・・。
「政府はないにも等しい。」
現地の人はみなそういう。
マオイストが最大政党となり、政府とマオイストが
イコールで結ばれたのが最近のことだ。
ビジネスの世界ではマオイスト政党により給与引き上げ、
労働環境改善を際限なく要求されている。
その結果赤字である会社が7割を超えると現地のある人から聞いた。
収益が出ていないので税金はほとんどの会社が払っていない。
それにより政府の税収がなく、援助に依存している。
最近強制的に税金を払っていない会社は取り締まることが決定し、企業の経営者は途端に海外に出ている。
更に国としての経営の危機が叫ばれている。
この矛盾が今起きていることである。
工場を訪問する度に明るい笑顔の中にどこか悲壮感がある経営者が出てくる。
「どうなるんだろうねぇ。」「この国は終わった。」
そういった言葉が尽きない中、
希望の光を灯そうと
マザーハウスのネパールでの活動が始まった。
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