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インドネシアのジュエリー物語

2015年10月から始まったインドネシアからのモノ作り「ジュエリー」。この連載ではジュエリーづくりの向こう側を、携わる様々なメンバーたちが、ありのままの姿でお伝えしていきます。

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第7回 インドネシアのジュエリー物語

お客様からのメッセージカード。

2016.04.29

スラマッシアン、こんにちは!
インドネシア・カントリーマネージャーの稲葉潤紀です。

今回はお客様からのメッセージカードを
職人にお見せしたエピソードをご紹介いたします。

実は先月、青山骨董通り店でオープン2周年記念イベントを行い、
イベントの最後にお客様にインドネシアの2人の職人への
メッセージを書いていただきました。

(中にはインドネシア語で書かれたものも!温かいメッセージ、本当にありがとうございます)

ジョグジャカルタに到着してすぐに伺ったのはフィリグリー職人のワリヨさん宅。
実は新商品のブローチを作っていたのでした。

「スラマッパギー(おはようございます)!元気だった?」
「うん!雨が降って稲も育って、来週は村のみんなで稲刈りだよ!
ブローチももうちょっとでできあがるよ!」

とっても話し好きなワリヨさん。
まだまだ自分の理解がおぼつかないインドネシア語ですが、
ワリヨさんはとにかくたくさん話します。

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お土産を渡して、近況を聞き、メッセージカードを読みました。
パートナーの笠原さんがインドネシア語にして、
メッセージカードを見せながらワリヨさんに話します。

すると突然真剣な顔になるワリヨさん。

一枚一枚読んでいき、新商品を楽しみにしていること、フィリグリーの技に惹かれたこと、
毎日出社の時に身に着けて元気をもらっているということなど、
メッセージを伝えるにつれ、ワリヨさんの顔もだんだんと真剣になり、ふっと一言。

「職人をしていてこんなに言っていただけるほど、嬉しいことはないよ。
 つくったあとを見れるわけじゃないから気になるし、直筆の言葉を頂けて本当に嬉しいよ。」

日本語のメッセージをじっと見ながら、
すごくまっすぐに見つめて話してくれるワリヨさん。そして最後に、

「これからもいいものを作っていこう!」

と話してくれたのでした。

翌日、ワリヨさんの住んでいる山から車で2時間ほど、
ジョグジャカルタの街の方に行きました。
そこにはアーバンラインを作っているムギさんのお宅があります。

「スラマッパギー(おはようございます)!今日も暑いね!」
「スラマッパギー、本当に暑いねぇ」

ムギさんのとてもゆったりと穏やかな声が心地よいです。

「ムギさん、今日はビッグニュースがあるんだ。なんとお客様から直筆のメッセージをもらったんだよ!」

「ほぉー!」

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床に座りなおして、興味津々に目を向けるムギさん。
そしてメッセージを読み始めました。頷きながら最初のメッセージを読み終えた途端、
ニコニコと大笑いするムギさん。

「すごいよ!お客様がありがとうって言ってくれるんだよ!」

こんなに笑うムギさんは初めて見ました。

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「ちょっとおいでよ!日本のお客様はありがとうと言ってくれるんだよ!」
突然話したと思うと奥さんを呼びに行ったのでした。

そして嬉しさが止まらないらしく、ずっと笑い続けるムギさん。

インドネシアでは、お礼を言うのは作り手の方らしく、
今回のようにお客様から言われるということにびっくりしたらしいのです。

作るのが当たり前で、ただひたすらに地金を溶かして線を作り、ジュエリーを作る。

大切に作ったものも海外のバイヤーからはただOKといわれるだけ。
そのような中で、一緒に活動しながらお客様からのメッセージを話すだけでなく、
今回のように直接メッセージを頂けたということが、
ムギさん、そしてワリヨさんの誇りになったのではないかと思いました。

ふいごを踏んで送り出されるバーナーから出る炎も、一段といきいきしています。

マザーハウスのインドネシア・ジュエリー、
これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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