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山口絵理子の日々思うこと。

忘年会を終えて。

2016.12.28

マザーハウスの忘年会が日本で開かれた今日。

こんな私なので、国外からスカイプごしに参加することもしばしばで、
今年もバングラにいるべきじゃないかなーって思ったので
LINEにて(苦笑)。こんな代表でみんなごめんねって感じだ。

例年たくさんの賞があるマザーハウス。

オペレーション賞を取ったのは新しいPOSシステムで、
人間以外も参加するのがマザーハウスらしい。
来年も活躍を期待しているよPOS君。

そんな日本の忘年会をみて、マトリのみんなは
「ボクたちも賞をやるんだ!」って張り切ってた。

それは大事かなーって思う一方で、
日本もどこだってそうだと思うけれど、
物事の達成には表舞台にない人たちの力が大部分を構成している。

工場では例えば素材を管理してくれるロフィック。
革を運ぶカル。
img_7058

電気系統を整備するマスン。
革にぬったコバを乾かす係の人。
いつもゴミ箱をきれいにしてくれるお手伝いさん。
img_7060
みんなにおいしいお茶を出したり、夜食を準備してくれる2人。
img_7061

テーブルリーダーやサンプルマスターは本当に花形だけれど、
そうじゃないみんなが気持ちよく働ける工場だから、
マトリゴールは工場でありながら「家」なんだと思う。

影で支えてくれる彼らの動きによって、私たちは平面を立体にし、
そこに命を宿すという価値ある作業に打ち込めることを
忘れちゃいけない。

だから私はなるべく、作る作業プロセスの中で
そうした人たちに触れ合えるようにフロアを行ったり来たりしている。

「これ次のモデルだよ〜」って言いながら。

彼らの視点からは関係ないことかもしれないけど、
本当は強く関係があるんだ。ふーんって流す人もいれば、
それをやる気に変える人もいることを知ってる。
後者の人は必ずキャリアステップしていることも知ってる。

話しを戻すと、
マトリゴールの成長をもたらしたのは、間違いなく6カ国にいる
全スタッフであり、その貢献に寄与していない人は1人もいない。

その逆もしかりで、マザーハウスのインドネシアやスリランカといった
次なるアクションに寄与していないスタッフは、
日本にもバングラにもネパールにも台湾にも香港にも1人もいない。
そしてそれを支えてくれている全てのお客さんがいる。

みんなの力で、次の新しいドアを開けている。

仕事柄、大きな企業で講演に呼んでもらったりすることがある。
他の部署のことは知らない人たちが結構いることにいつも驚く。

知ろうとしないのか、知らされないのかは、分からないが
その度に、知ろうと思えばなんだって知れるチャンスがある
組織にしたいって思う。

ただ、これは現実で、直接関係のない情報は優先順位が
次第にさがってきてしまう。
「それよりも大事なことがあるから」
正しい理由だと思う。限られた時間と戦っているから。

だからつまり、最終的には、知ろうという本人の好奇心や、
意志が全てを決めるんだと思う。

そして、そうした意志をもつ集団であることが、何よりも
“生きた”企業を形成するのではないかと感じる。

これからの10年、きっと仕組みや制度は
きれいに整っていくだろうと思うし、
それは素晴らしいことで、それに励んでくれるたくさんの
スタッフに感謝したい。

ただ、どんなに仕組みや制度を完璧にしても、
「生きた企業」は生身の人間からでしか作れないんじゃないかなって
私は思うんだ。

私は組織に入ったことがなく経営の「け」の字も知らずに
やってきてしまったけれど、10年間を経て
なんとなく、目指すべきは、
「いい会社」ではなくって、「生きている会社」
なんじゃないかなって思うんだ。

「いい会社」っていうと、なんとなくフワフワしていて
「何が、誰にとっていいのさ。絶対いいなんて存在しないのにさ!」って
私はいつも思ってしまうのだ・・・。
(たびたび「いい会社」に選んで頂いているのにすみません。。。)

でも「生きている」企業って、私の中ではとてもスペシャルで、
私の中の勝手な定義では「喜怒哀楽がある」企業なんだ。

喜び、悲しみ、何かに感動したり、迷ったりもする。

機械のように整備された一律のパフォーマンスを実現できなくても
機械にはできない笑顔と温もりが存在し、
挑戦も前進も意志の力で実行し、企業の一歩を
まるで自分の足を動かすように感じられる企業。

だって、多分世界はすごい勢いで変化していて、
生きていないと、変化に耐えられないから。
仕組みをコロコロ変えるんですかっていったら、
すごいお金かかっちゃいそうだし・・・(笑)。

私の文章力ではなかなか表現できないし、
経営なんて今でもチンプンカンプンだが、
多分それが、次の時代の企業の在り方なのではないかとぼんやりと
最近思ったりする。

だから一人一人がちゃんと生きている!ってこと
1番大事にしたい。

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