Yamazaki Blog

2009/01/15 Story Teller

寒い日が続きますね。山崎です。

この時期は路面店にとっては厳しい季節。
夕方も17時になると真っ暗になってしまい、
寒空の下、歩いている人もまばら・・・という感じになります。

しかしこんな時こそ、ゆっくりとお客様とお話ができる。

もともと私たちが決して中心とは言えないような場所を中心にお店を出店しているのも、
沢山のお客様を機械的に相手にするのではなく、
一人一人のお客様にきちんと商品が持つストーリーをご説明したいという思いもありました。

マザーハウスの場合、スタッフ全員が「Story Teller」と呼ばれます。

マザーハウスが持つストーリー、
バッグが持つストーリー、
そしてお客様との接点で生まれるストーリー

そんなストーリーをきちんと語れる人間になる、それが「Story Teller」なのです。

そして更に「Story Creator」と呼ばれるようになる。
それは、ストーリーを語るだけでなく、新しくストーリーを生み出す人間になること。
今、弊社スタッフの後藤がバングラデシュに行って、デザインや生産と格闘していますが、
まさに「Story Creator」としての必要な経験なのです。

私の方は最近、
「Story Teller」として、売り場に立つことが短くなったなぁ・・・と感じている今日この頃。

ということで・・・

今週土曜日、14時~18時、入谷店に是非立たせて頂きたいと思います!

入谷店にお越しになったことのないお客様、もしお時間がありましたら、
「こんなところに!」という驚きの場所にある入谷店を、見つけに来てください。
まだまだ短い、小さいマザーハウスストーリーですが、
「Story Teller」としてお話しできるように頑張ります!

寒空が続きますが、温かい格好でお越しください。

「Cool Head, but Warm Heart (冷静な思考と温かい心)」

この言葉は18~19世紀に生きた大経済学者、アルフレッド・マーシャルの言葉。
当時のロンドンの貧民街での貧しい生活を前に、
当時の大学生に向けて発した言葉だといわれています。

私がこの言葉に出会ったのは、大学2年の時、計量経済学のゼミに入って、
経済哲学を勉強し始めてからでした。
経済学を勉強し始めて最初に飛び込んできたのは、「冷たい」数字の羅列。
ひたすら数式を解いていく世界の意味を知るべく、開き始めた経済哲学の教科書に
載っていたのが始まりでした。

「経済学って本当は温かい学問なんじゃないか・・・」

そんなことを思わせてくれた言葉だったのです。
目の前の貧しい人々を助けるためにこそ、どうしたら最も効率的な経済施策が打てるか、
冷静な頭を持ってかんがえなくてはいけない。
そのために、経済学を発展させなくてはならない。

私はベトナムのストリートチルドレンのドキュメンタリーを撮影した直後で、
一体何をしたら、輝いた目を持っている貧しい子供たちの可能性を引き出せるのか、
迷っていた時に、心、そして頭に入ってきた考え方だったのです。

その言葉は、今も自分のコアにあるだけでなく、
私たちマザーハウスのビジネスの中心にあります。

目の前に広がる、貧困という世界。
援助では自立を促せない現実。

目の前の貧困を無くすために必要なこと。
戦略的に、そして長期的な視点で、貧困を無くしていくにはどうしたらいいか。
私たちがたどり着いた答えは、ビジネスを通じて、自立を促していくことでした。

「Cool Head, but Warm Heart (冷静な思考と温かい心)」

この言葉を忘れず、今後もマザーハウスを発展させていきたいと思います。

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。山崎です。

2009年、365日の1日目があと2時間で終わりとなりますね。
皆さんは初夢で何を見ましたか?
私は早速、仕事の夢、スタッフをいきなり怒っている夢をみてしまいました・・・涙。

それにしても、2009年は景気的には相当厳しい年になりそうですね。
2008年の夏の段階で、先行きの環境は厳しいということは、社内的に連呼していたのですが、
やはり実際厳しい環境が見えてくると、経営者としては不安になるものです。

実際、今年は小売・アパレルとしては近年稀に見る最悪の年になると思います。

厳しい年だからこそ、会社の真価が問われます。
こんな時こそ、「Warm Heart, Cool Head」(熱い気持ちと冷静な思考)が大事です。
そして加えて、厳しい時こそ、「チャレンジ」の心を忘れない。
貝になって厳しい時をやり過ごすのではなく、「チャレンジ」し動くことで局面を打開することを
忘れずに行きたいと思っています。

その先に、昨年掲げたにも関わらず達成しきれたとは言い難い、

「感動のあるサプライズ」

を実現したいと思っています。

「マザーハウス、そんな面白いことを・・・」
「マザーハウス、新しい!」

お客様にそう言って頂ける様に、2009年も突っ走っていきます。
本年もマザーハウスを宜しくお願いいたします!

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