Yamazaki Blog
2008/10/25 現実
山崎です。先日、バングラデシュから戻りました。
売り場に立っていても、多くのお客様にご心配していただき、
私たちの会社は本当にお客様に支えられているんだということを実感しています。
山口のブログを読んで色々とご意見はあるかと思います。
ただ自分も含め、途上国という現実、ビジネスという現実、
多くの現実を今、目の当たりにしています。
全く、想像のつかないことが起こるものなんですね・・・。
一言で言ってしまえば、途上国、そしてビジネスは戦いです。
隙を見せるとその隙に付け込む人々が必ずいます。
途上国でのビジネスは理想だけではやっていけない、これは本当に間違いの無いところです。
自分の欲望やお金のために動いている人々と戦っていかないといけない。
昨日まで信用していたビジネスや人々が、本当に簡単に離れてしまう世界。
自分の人生の中でも数少ない悔しい思いをしました。
この歳になると、なかなか心からの怒りは無いですが、久々に怒りすら覚えました。
それでも、応援してくださるお客様がいる。
マザーハウスのバッグを作っている工場の皆がいる。
心配を表に出さずに、一生懸命に自分の役割を果たそうとしている日本のスタッフがいる。
再び10月30日からバングラデシュに行きます。
乗り越えられない問題はない。そして乗り越えた先には、
必ず一回りも二回りも強くなった会社がある。
そう信じてバングラデシュ第2ラウンドに行ってこようと思います。
What's up
2008/10/15 In Bangladesh
山崎です。突然ですが、今バングラデシュにいます。
私がバングラデシュに行く時は、何か問題があったとき。
今回、バングラデシュに来たのは5回目ですが、
マザーハウスに入って、最初の時以外は全てそうです。
ということで、山口同様やや気が重いのですが、とりあえず現状を打開すべく、
最善を尽くしたいと思っています。
私たちのビジネスは、バングラデシュ(途上国)にある生産地と、
日本(先進国)の販売地をつなぐビジネス。
そこにある固定概念を崩すのが私たちの役目だと考えています。
ただ、実際のビジネスにおいては、口で言うほど簡単ではありません。
私たちの経験が足りないだけでなく、物理的な距離や文化的な違いも当然影響してきます。
今までも何度となく、悔しい経験をしてきました。
一方で、その壁を乗り越えられた時にある喜びがあるからこそ、
この仕事を続けてこれたと思っています。
ピンチのときこそ、会社は成長し、次なるチャンスが生まれる。
そう信じて、今の局面を打開していきたいと思います。
日本には18日に戻り、19日土曜日には14時~20時の予定で松屋銀座店に立つ予定です。
お近くにお立ちよりの際には、ぜひお話をさせてください。
2008/10/09 ノーベル物理学賞
先日、ノーベル物理学賞の発表があり、3人の日本人研究者が選ばれましたが、
自分の10年前を思い出し、少し感慨深いものがありました。
10年前、高校生だった頃、私は物理の研究者を目指していました。
「私たちはどこから生まれ、どこへ行くのか」
そんな純粋な問いを持った自分が興味を持ったもの、それが宇宙の始まり「ビッグバン」。
その世界を解く大きな鍵になっているのが、
今回3人がノーベル物理学賞を受賞した研究分野である「量子力学」なのです。
自分が高校生だった時、量子力学を研究するために、
自分は物理の研究者になるものだと思っていました。
実際、一つの大学学部を除き、受験したのは全て物理学科でした。
しかし、ジャーナリストになりたいという幼少期の夢を思い出して、
唯一受けた違う学部(それも記念受験で)が、実際に自分が進んだ文系学部でした。
しかし大学入学後は、ジャーナリストになるものだと考えていたのに、
興味は変化し、エコノミストになり、そして最終的に今、バッグを売っている。
10年前の自分には想像も出来なかったことをやっているということ。
あの時はあんなにも物理の研究者になりたいって思っていたのになぁ・・・。
人生にたら/れば、はないですが、もし記念受験していなかったら、
勿論、代表の山口に会うことも無かっただろうし、今頃研究室に篭って、
論文を書いたり、実験を繰り返していたのかもしれないと思うと、
全く、人生とは本当にわからないものだなぁと思ってしまいます。
もしかしたら10年後、今の自分には想像できないことをやっているかもしれない。
でもだからこそ、人生はエキサイティングなんでしょう・・・。
2008/10/07 Entrepreneur of the Year
久々の登場、山崎です。
昨日、日本のベンチャー関係の賞の中で代表的な賞「Entrepreneur of the Year」
の審査、及び授賞式があり、セミファイナリストに弊社代表 山口が選ばれたことで、
私も発表レセプションパーティに参加しました。
この「Entrepreneur of the Year」、日本代表になると、来年5月に世界43カ国の代表と
「Entrepreneur of the Year」の世界大会で戦うことになるようです。
マザーハウスは元々、わが道を行くタイプで、あまりベンチャー同士の交流などもない
私たちにとっては、300人以上のベンチャー企業に関わる人々に会ういい機会。
賞を取れるか云々よりも、個人的にもどんな人に会えるのだろうと非常に楽しみにしていきました。
結果的に山口は7人のファイナルには残れず、悔しい思いをしたのですが、この結果には本当に納得。
私たちは、ベンチャーの世界では、まだ赤子もいいところ。それを肌で感じたのでした。
そもそも私たちは、まだ実績も何も残していない。
ストーリーを・・・と言っても、本当にストーリーを作り出していくのは、これからなのです。
30年、40年やってきたベンチャーの社長さんの口から出てくるコメントに、
それだけの歴史と、雇用を、そして誇りを守ってきた重さを感じ、
私たちが今まで考えてきた以上に、いかに駆け出しなのかを感じました。
それにしてもベンチャーのチャレンジ気質は、自分には合うみたいです。
各ベンチャーの社長さん方のコメントや関係者のコメントを聞いていて、
とてもエキサイティングで引き込まれるものばかりでした。
話してみても、アントレプレナーシップに溢れているとても魅力的な人が多かったです。
ただ一方で、私たちが進んでいるビジネスの方向性にも少し自信が出たのも事実です。
審査委員の人が話していた世界の「Entrepreneur of the Year」の選考基準は
①グローバルマインド
②社会性
③ストーリー性
と言うことを強調していました。それも起業時点から、その3つを意識してないようでは、
世界では戦えないと。
10年後は、この基準を聞いたら、誰しも「マザーハウス!」と答えてもらえるような企業に
なってみせると、悔しさが消えきらない家路の途中で思ったのでした。
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