Eriko Blog
2010/08/27 銀座店オープン
今日銀座店がオープンしました。
そしてモザイク阪急のビルには大きな看板を出しました。
「あーマザーハウスだー!」
おおはしゃぎして指出す私だけど、多分傍から見たら「なんだこいつ、、、」って
感じだった。
銀座店なんて夢のまた夢だった4年前。
銀座を通るたびに、将来は絶対銀座店だ~ってお店が一店舗もないときに言ってた。
それが実現するなんて。
ほんとに今までマザーハウスを応援してくださって、お店に来てくださっては
スタッフを励ましてくれたり、商品を愛してくれたり、こうやってブログを
読んでくださっている皆さんのおかげだと心から思います。
本当にありがとうございます。
そして店長山脇がしっかりオープン準備をしてくれた。
私は昨日ディスプレイなどをしにいったのに、私にはあまりやることがなかったらしく
みんなの邪魔をしていたようにも思う。。。涙。
でも木材とか、れんが使いとか、ちょっと今までのMH店舗とは雰囲気をちょびっとだけ
変えて、銀座っぽさを少し出しています♪
私は用事があってなんとオープン日に、はじめて立ち会わなかった。今大阪。
そんなことって今までなかったのにぃ涙。
すごく不思議だ。
自分がいなくて、どんどん物事が進んでいくなんて。
店舗の日報を見るとほんとうれしくて、花びらも絶好調で、うれしい。
うれしいじゃないかなぁ。安心した。
今日オープンかぁ、、ってしみじみ新幹線の中で考えていた。
夢ってつかむと雲みたいで、その瞬間から、また新しい空が広がってて、
その上にまた雲が見える。
今日になるといろんなことが気になって、山崎に何度も電話してしまう私。
でもそんなものなのかも知れない。
夢は雲だ。
って私の結論。
でもそんな雲を掴みたいってあまりにもきれいだから思ってしまうんだ。
だから、看板見てうれしかった自分を忘れないようにしたいって思った。
純粋に素直に、わーい!って喜べるこの瞬間を。
こんな小さな瞬間を大事にしなきゃ、続けるなんてできっこないもの。
明日夕方18時から21時まで、そして日曜は午後13時から17時まで店頭に
立たせていただきます。
できるならば来てくださったお客さんたちとかんぱーい!ってやりたいところだけど笑、
心でかんぱーい♪
これから長く続くマザーハウスの歴史の中で、今日という日はきっと
立派な会社概要のパンフレットとかできるような大きな会社になったら
きっと記録されるんだろうなぁーって思ったりしてた笑。
「2010年8月27日 銀座店オープン」
不思議。
30日からまたネパールに行く。
工場のみんなにも見せてあげるんだ、この写真。
2010/08/24 マムンとモルシェド。
モルシェドとマムンが明日バングラデシュに帰国します。
今日一緒にお昼食べていて、二人ともものすごく今回の滞在が
勉強になった様子ですごく嬉しかった。
特にマムンさんが、「今までマトリゴールで働いていて、日本のスタッフが
どんな風に働いているかってすごく遠かった。いつもごっちゃんや猪野さんや
山崎や私などは工場にて働いているからしっていたけれど、日本のチームって
なんだか想像ができていなかった。
でも一番自分が知ってよかったことは、こんなに日本のスタッフが
一生懸命で、工場サイドだけが頑張っていることではないって痛感したこと。
販売チームがこれだけ必死になっているんだから、自分たちももっとがんばらないと
いけない。
マトリゴールとマザーハウスってほんと一緒なんだって思えたことが
一番よかった。」って言ってくれたことが私としては一番嬉しかったことでした。
モルシェドは見るもの見るものが珍しそうで、彼は「マトリゴールに帰ったら
一人一人の生産スタッフに僕が感じたこと、マザーハウスの精神を、もっともっと
心に残るように話したり、教えたり、僕がするんだ。」って言ってた。
こんなに素敵な台詞を言ってくれるなんて予想外で、泣きそうになる。
実際、今日も朝の会議でマムンさんを囲んで生産と販売を如何につなげて
問題を解決し更にいいオペレーションを作っていくかを話し合っていた。
国境を超えてビジネスをすることのハードルはとても高いけれど、
マムンさんがホワイトボードに革の形を書いてレザーについて説明し、
日本スタッフが英語で質問し、それにモルシェドも加わって、そんな
風景を私は心から嬉しく思いました。
グローバルな会社にしたいと夢みてきたけれど、今一歩一歩それが形に
なっているのかなって思えました。
二人が滞在中、イベントや店頭でお話してくれたお客様、本当に
ありがとうございます。
二人にとってそれが何より財産になったはずです。
モルシェド、怖い飛行機、また乗らなきゃだけど頑張ってね。
追伸:明日はなんと新宿伊勢丹にて花びらシリーズが展開になる。
大きく取り上げて頂いて、がんばらなきゃって思っています。
2010/08/23 新作。イベント。29才。
21日サンクスイベントがありました。
昨日より発売が開始された花びらシリーズの新作発表が最初のコンテンツでした。
これまで8ヶ月かけてコンセプトから作ってきたバッグたちが、お客様の目に
触れるということで前日はほとんど眠れず、だめだったらどうしようとか、
吐きそうになってましたが無事発売開始されました。
(明日テレ朝のやじうまプラスにて朝5時25分くらいから花びらシリーズが放送されます。)
それぞれの花の花びらを抜き出し、それを型紙に落とし込み、花びらを重なり合わせ
バッグを作っていきました。
詳細はこちら http://www.mother-house.jp/hanabira/hanataba
そして今回はスペシャルゲストとしてバングラデシュマトリゴール工場から
工場長のマムン、そしてサンプルマスターのモルシェドが登場。
二人のスピーチに私もなんだか感激してしまった。。。
イベントにて200名のお客様を直で見れたことは、二人にとってとてつもない
衝撃でした。
特にモルシェドは初めての海外で、パスポート作りから始まったこの出張。
彼の人生において「金メダル級の思い出(モルシェド談)」になったそうです。
私も、すごく嬉しい。
昨日入谷店でマムンとモルシェドと一緒に花びらのバッグを気に入られたお客様が
お買い上げ下さって、手渡しした。
一緒に何十回もやり直して作り上げてきたバッグを、こうしてお客様に渡せること、
そしてお客様の表情とか言葉を一緒に聞いて、そしてこれからまた一緒に
生産現場で戦う。
離れた国、離れた文化、離れた価値観。
どうしたらいいか考えながら歩いてきた4年間だったように思う。
その中で、チームみんなの知恵や工夫、そして努力によってこんなに距離を
縮めることができるなんて。
毎年のことですが、イベントの日に29才になりました。
毎年のことですが、もっとできたんじゃないか、この1年間、って思う。
そして20代最後の1年間もきっとそう思うんだと思う。
でも多分、大事なのはそう思いながらも清々しい疲労感みたいなものが
あるかないかかなぁって思う。
結局、大きなことでは全くなくて、今日も、今回も、やったなぁ~って思う
そんな瞬間の為にやってるのかもしれない。
死ぬときに、「生きたなぁ~私」って思うことのために生きてるんだと思うこの頃。
そんな風に思える日々をこの1年間も、過ごしていきたい。
2010/08/16 お知らせ
相変わらず暑い日が続きますねぇ。
22日からの新商品発売にあわせて、久しぶりに各店舗をまわろうと思っていて
そのスケジュールお知らせです。
8月28日:銀座店 (18時~閉店まで。大阪から戻ってくるので
新幹線が遅れない限り。。)
29日:銀座店 (13時~15時、15時半~17時)
9月11日:みなとみらい店 (以下時間は追ってご連絡します)
9月12日:入谷店
9月18日:新宿店
9月19日:大阪店
10月3日:福岡店
店舗にてお会いできることを楽しみにしています♪
2010/08/11 ビピン。
8月はいつもマザーハウスは一年のうちで一番忙しい月です。
イベントは勿論、秋冬の新作発表と、27日には銀座店がオープンになったりと。
私は最近ネパールから帰国しました。
ネパールも最近はものすごく忙しい。
私が置いて行った宿題の山にバサンはてんてこまいで、ビピンは更に
あっちいったり、こっちいったり。
でもすっごく嬉しかったのは、ある商材の開発で、ラトナ工場で色々な実験をしていた時。
織り機って一旦織り出すと手織りなのでめちゃくちゃ時間がかかるんですね。
複雑なものだと4日間とか1m織るのにかかる。
何十種類も試してそこから数種類だけ選ぶので、1m織り上がるのを待っていると出張
期間がすぐに過ぎてしまう。
で、ある日、ビピンに呼ばれて「えりこさん、ちょっときて」って。
「どうしたの。」
「昨日ちょっとつくってみたんだ。」ってUSBを渡されて。
なんだろと思ってPCで見てみると、数cmの状態で写真を撮ったものが
きれいに合成されて1mの生地の出来上がり画像をフォトショップっていう
ソフトウェアで作ってくれてたんです。
「げーー。ビピン、いつの間にフォトショなんてマスターしたの~!?」
「うん。。。夜少しずつ自分でやってみていただけ。。」なんて恥ずかしそうに言うんです。
「素晴らしい!すごく役に立つよこれ!やるじゃん!!」
そんな風にいうと、彼はすっごく照れた表情で再び織り機がある階に走っていった。
(ああ、こういう時があるからやめられないんだよねぇ・・・・。)
しばし物思いにふけっていた。
経営なんて辛かったり大変なことが99%だと思う。
でもやるのは残りの1%。
まさにスタッフの成長が自分の成長のように重なって感じるからだ。
ビピンと出会ったのは2009年の頭。
26才の彼は旅行会社でアルバイトをしていて、正直冴えない感じの青年だった。
自分の意見は?と求めても返ってくることはあまりなく、問題があっても責任感、
危機感が全く持ってもらえず、何度もそれじゃいけないと言い続けた。
でもそんな彼が出張の度に成長している。
私からそんなソフトをマスターしろなんて一度も言ってないのに、自分で買って、
家で練習していたかと思うと、ほんと涙が出てくる。
マスターしようがしまいが、彼のお給料は変わらないじゃないか。
汚いサプライヤーばかりでほんとうに国自体の問題だと受け止めざるを得ない
出来事ばかりだった時、近くにいる人間のこのような変化は本当に支えになった。
私は正直何もしてあげてなかったと思う。しかってばかりで、ああしろ、こうしろという指示ばかりで。
だからバサンにお礼を言った。
バサンがこんなにビピンを育ててくれたことを。
バサンもすごく喜んでた。そうやってみんなが互いの成長を嬉しく思うこと、
それができれば相乗効果は止まらない。
帰国する途中、ビピンに聞いた。
「どうよ?お仕事は。」
「今はすごく楽しい。」
「今は??笑。」
「うん。。楽しくなったの。」
「なんで。」
「新しいことをしてるからだよ。」
「へえー?」
「全てが新しいでしょう。毎日僕たちがしていること、作ることは。誰もやってこなかったじゃないか。だからやるのが大変なんだけど、でもだからなんだ。」
へえーって思った。
すごくつっかえながら彼が話してくれたそんな言葉を胸に、ネパールやるぞ!って
思いながら日本に帰りました私です。
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