Eriko Blog
2010/02/01 染色
今日もラトナ工場にいったり、シルクの工場にいったりしていた。
ダッカから強力な助っ人である猪野さんがきてくれた。
それぞれの工場で、糸の撚りをあげたり、番手を上げたり、シルク工場では
最近はずっと染色の毎日。。。
漸く春夏の巻物系の色味が8割くらいは決まったかなというところです。
めちゃくちゃ原始的なやり方で、すごく手間がかかったり、一枚一枚
100%同じものなんてできないけれど、ものすごく環境によくて
何よりこれだけ人の手の温かさが感じられるものってないなぁって
思う。だってこんなやり方↓。
屋上に干して乾いたころに訪れてみた。
とてもきれいな色があがってきた。
「あぁ、きれいだ。。よかった。。」
ほっと安心したのと同時に、こうやって時間かけてもいいものを作っていったら
やっぱり道は開けるんじゃないかなと思えてしまう。
私は理想主義なのかな。
まだまだ情勢が不透明な中、正直どうなるかもわからない。
でもそんな中、できることはあるんじゃないかと思いながら今目の前にある
素材だったり、生地を少しでもよくしたいと思っている。
結局前もブログで書いたけれど、できることやるだけだから。
工場のディディというオーナーの女性が
「私たちは知らないから、本当に勉強。勉強。すごくいい」って片言の日本語でいってた。
私や猪野さんが発することをいちいちメモにとり、写真にとり、記録ノートにして
勉強している。昨日なんて体調が悪いのに停電して真っ暗になるまで付き合ってくれた。
がんばっている人もいるんだってことを忘れちゃいけない。
ネパール人のビピンはこの地で毎日のデイリーワークをしてくれている青年。
昨日改めてなんで私がバングラに行ったかとか、なんでネパールなんだってこととか、
ネパールも可能性あると思ってるって話したら目頭が熱くなっていた。
やりたかったり、現状の社会にフラストレーションを感じているのは何も私だけじゃない。
この国の人たちもそう思いながらも実はただそれがあまりに当たり前すぎて
見えないだけなのかな。
ネパールに来て色んな意味で初心に戻れたような気がする。
夜は停電で、寒すぎるのにお湯はでない。
でも色んなことを教えてくれているような気がするんだ。
あぁ、自分はこの為にここにて、この為にマザーハウスやってるんだなぁーって
熱いものを胸に感じる瞬間がネパールにいて何度もある。
これが私の仕事だって思える。
その結果、国がだめになって、どうしても活動を停止しなきゃいけなくて
全ての努力が泡になっても、今日も一緒にがんばってくれた工場のみんなの頭の中には
知識や技術が残り、このストールはその証として残る。だからそのときはそのときだ。
やりたいと思っている現地の人がいるならなんで私が諦めるの。
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